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三国山・大洞山・立山 [富士山とその周辺]

2016/07/24(日)

■第330回 : 三国山(1320m)・大洞山(1383m)・立山(1330m)


梅雨明けが遅れている今年は、涼しい所を目指そうにも、標高の高い山々は天気がなかなか安定しません。
好天の保証がない中で高い旅費を掛けて遠出をするのも気が進まないので、近場でいくらかでも涼しく歩けそうな所はないかと登山地図を見ていたら、なんと神奈川県内で標高900mまでバスで上がれる地点があるのを発見。
今回はその明神峠を起点に、標高1300m台のピークがなだらかに連なる三国山稜を歩いてきました。

この日は下界でも過ごしやすかったようですが、標高900mの明神峠でバスを降りた時点で、もう期待以上の涼しさです。そして標高1200~1300m台の稜線に上がれば、天然のクーラーとも言われるブナ林が広がっているからか、空気はいっそうヒンヤリとして、今が7月も下旬だということを忘れてしまいそうな気持ち良さ。
こんな盛夏に近場のさほど高くもない山で、ここまで快適に歩けたことに驚かされた1日でした。

(往路)
大沼 06:39-06:50 相模大野 06:58-07:37 新松田
松田 08:04-08:25 駿河小山 08:45-09:10 明神峠

(登山行程)
明神峠バス停 09:10
三国山    10:05-10:15
大洞山    10:55-11:00
畑尾山    11:30
立山     11:40
立山展望台  11:45-11:55
高原上バス停 12:30

(復路)
高原上 12:50-13:15 御殿場 13:43-14:18 松田
新松田 14:33-15:13 相模大野 15:30-15:45 市営斎場入口


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御殿場線の駿河小山駅から、1日1本だけ(しかも片道のみの運行)というバスに乗って、標高約900mの明神峠まで上げてもらいました。満席に近かったバスの乗客の大半はランナーで、ハイカーは数名だけだったようです。
バスを降りると、そこは予想以上の涼しさで、すこぶる快適に歩き始めます。とはいえこの日は朝から元々過ごしやすく、自宅から最寄りのバス停まで歩く間に汗をかくこともなかったですし、駿河小山駅前でバスを待つ間ずっと日なたにいてもさほど暑くなかったので、その涼しさも標高のお陰だけではなかったのでしょうけれど。

少しだけ車道を歩いてから尾根道に入りますが、でもしばらくは、車道のすぐ隣を歩くような具合でした。
ただ、車道とほぼ並走しているだけに、登山道の傾斜はほどほどに収まっています。涼しいことにも助けられて、このあたりは楽に歩けました。
梅雨が明けないスッキリしない空模様ながら、そこそこ日が差したりもしていますが、南側の展望が開けた地点から見ると、箱根の山々はすっかり雲に覆われていました。こうなると、最後に立ち寄る展望地からの富士山の眺めが心配です。明神峠までのバスの車窓から割と綺麗に見えていたのが、見納めにならなければ良いけれど。

付かず離れずだった車道を横断します。車道はこのあと山中湖へと下っていくので、並走はここまででした。
すると、途端に傾斜が少しきつくなって、それが暫く続きます。いくら涼しくても、ここはさすがに暑かった。
いつしか、周囲にはブナの森が広がるようになっていて、中にはこのように立派な大木もありました。
なかなか素敵な雰囲気のブナ林です。神奈川県内にも(正確には静岡県境ですが)こんないい所があったとは。

三国山に到着しました。展望はありませんが、ブナに囲まれて、しっとりと落ち着いた頂上です。
この日に出会ったハイカーは合計でも7~8人と少なくて、見掛けるのは大半がランナーです。頂上でもあまり休憩しない人たちなので、駆け抜けていくランナーを時折見送るだけの、静かな時間が流れていました。
三国山まで登ってしまえば、この日のコースにもう大きな登り下りはありません。美しい森がずっと続く中に、ゆるやかな傾斜で気持ち良く歩ける登山道が続きます。涼しい上に爽やかな風にも恵まれて、本当に快適でした。
この日の最高点となる大洞山は、標識と三角点があるだけの、いたって地味な地点でした。

大洞山からはしばらく下りが続いて、アザミ平まで下ってきました。樹木が途切れて見通しの良い場所です。
アザミ平の先に、富士山が少しだけ見られました。山体の大部分は次に登る畑尾山に隠れていて、顔を出していたのは頂上部だけ、しかも畑尾山を取り巻くガス越しだったのですが、肉眼では割とハッキリ見えていたのです。
(とはいえ、写真を縮小したら分かりにくくなったので、下の写真にマウスを乗せると富士山の位置を示します)
お花の時期からは外れていたようで、アザミ平ではホタルブクロなどがいくらか見られた程度でした。
アザミ平西端の分岐点。ここで籠坂峠へ下る道を分けると、畑尾山へは少々急な登りとなりました。

畑尾山の頂上にはただ標識が立っていただけで、ほとんど足を止めることもなくスルーしてしまいました。
引き続き美しい森の中を進んでいますが、ブナが減ってほかの樹木も多くなってきました。
ここが立山の頂上だということを、多くの人は標識を見てやっと気付くのではないでしょうか(現に私がそうでした)。顕著なピークではない上に、分岐標識があるだけで、頂上という雰囲気が全くしない地点でしたから。

立山からは、そのまま須走方面へ下っていくこともできますが、近くに富士山の展望地があるので寄って行きます。アザミ平からは見えていたので、それなりに期待しつつ、緑のトンネルを下って行ったのでしたが‥‥。
その展望地に着きました。道標などで「立山展望台」とされている地点です。さて、富士山はどこでしょうか。
残念ながら、楽しみにしていた富士山はほとんど見られませんでした。アザミ平にいた時から30分と経っていないのに、その間に雲が湧いてきてしまったようで、もう少し早く着いていればと悔やまれます。
(でも一応、見えていたことは見えていたので、下の写真にマウスを乗せると富士山の位置を示します)
「立山展望台」という地名から想像されるイメージとは違って、そこにはただ草原が広がっていただけです。休憩していこうにも、腰掛けられるような物は、隅のほうにあった三角点などの標石だけでした。
10分ほど休憩している間、富士山の見え方に好転の兆しが見られないかとずっと窺っていたのですが、むしろ雲は厚くなるばかり。この日はもう、麓に下山した後も含めて、富士山を見られることはありませんてした。

立山展望台を後にして、登山道に戻ります。右が立山から下って来た道で、左がこれから下る須走への道です。
あとは下るだけかと思ったら、立山頂上から真っ直ぐ下る道に合わさる分岐点までは、地味な登り返しでした。
明神峠から立山までは、良く踏まれた歩きやすい道が続きましたが、立山から先になると急に道が細くなります。立山から須走へ下る道が登山地図に載ったのは、小山町がここを「富士箱根トレイル」として整備した2010年頃のこと。道はそれ以前からあって、そこそこ歩かれてもいたようですが、利用者が増えるようになってからの年月が浅いからか、道としてまだあまり成熟していない印象で、少々歩きにくく感じられる箇所もありました。
道がジグザグを描いて下り始め、スギやヒノキの植林帯に入れば、登山道も終わりが近いです。稜線上では本当に涼しく歩けたのでしたが、ここまで標高を落としてくるとさすがに暑くて、最後は結構汗だくになりました。

案内図で「登山道入口」とされている地点まで来ました。ここから先は林道のような道に変わります。
この林道は、地形図では実線(=道路)で描かれていて、てっきり車でも通れる道かと思っていたのですが、実際には所々に段差があって(かなり段差の大きな箇所も)、徒歩でなければ通れない道でした。
林道を5分ほど歩くと、今度こそは正真正銘の車道に出ました。
車道に出たところを振り返っています。道標はここから、別荘地内を真っ直ぐ下る道を案内していますが、その先にある富士高原ゴルフ場バス停よりも高原上バス停のほうが近そうなので、1本右の道を下りました。
ゴールの高原上バス停。バス停のほかには何もない場所なので、少し遅れてきたバスを待つ間、ずっと日なたで立っているしかありませんでした。

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神座山・大栃山・小栃山 [富士山とその周辺]

2016/04/09(土)

■第325回 : 神座山(1474m)・大栃山(1415m)・小栃山(1086m)


今回は、5年ぶりの桃源郷を下山後に訪れようと、御坂の山を歩いてきました。市内全域に桃畑が広がる笛吹市は「日本一の桃源郷」として売り出していて、毎年この時期に「笛吹市桃源郷春まつり」が開催されるのです。
その中でも高台にあたる御坂エリアでは、ちょうどこの週末に桃の花が最盛期を迎えていて、一帯がピンク色に染まる、まさに桃源郷といった景色を楽しんできました。

ところで山歩きのほうはと言えば、下山後に見た美しい景色とは対照的に、地味で渋すぎる内容となりました。
道が全くないか、あっても不明瞭な区間が大半を占めていて、コースを外さずに歩くことに神経を使いましたし、さらに富士山が雲に隠れ気味だったことで、山の上にいる間は展望らしい展望も得られずに終わっています。

(往路)
古淵 04:59-05:21 八王子 05:35-06:19 大月
大月 06:23-07:05 石和温泉 07:22-08:08 鳥坂トンネル

(登山行程)
鳥坂トンネルバス停 08:10
鳥坂峠    08:20
鳥坂山    08:30
1276m峰   09:15
神座山    10:05-10:15
トビス峠   10:35-10:40
大栃山    11:10-11:20
小栃山    11:55-12:05
花鳥山一本杉 13:20-13:25
桃源郷公園  14:00-14:30
桃源郷公園入口バス停 14:35

(復路)
桃源郷公園入口 14:41-15:01 石和温泉 15:31-16:29 八王子
八王子 16:39-17:01 古淵


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久しぶりに石和温泉駅に来てみたら、下り線ホーム直結の改札口からそのまま駅前に出られたはずなのに、改札口行きの上り階段に誘導されて面喰らいました。いつの間に新装されたのか、橋上駅舎になっていたんですね。
駅前もロータリーが整備されて、スッキリとした印象でしたが、バス乗り場がなぜか2箇所に分かれていたことは、少し分かりづらいと感じました。これから乗るバスなどは、笛吹市による委託で市営バスとして運行されているからか、一般路線とは乗り場が別になっていたのです。

私ひとりだけを乗せた鶯宿行きのバスは、石和温泉駅を出て市街地を抜けると、さらにグングンと高度を上げて、これから歩く御坂山地北部の尾根をトンネルでくぐります。トンネルを出てすぐのバス停で降りて支度をしていると、反対方向から歩いて来た単独行の男性が、私も目指している方向に先行する形で通り過ぎて行きました。
トンネルが尾根のすぐ下を通っているので、10分も登ればあっけなく尾根上の鳥坂峠に上がってしまいました。
峠から西側に延びる稜線は、滝戸山から春日山までを縦走した2013年に歩いていて(ここまで登ってきたのも、その時に下った道でした)、この日はまだ歩いていない東側の稜線に向かいます。
ここで、前方を登っていた男性がどちらに進むかを窺ったところ、私と同じ東側に向かうのが見えました。熊鈴の音をかなり大きく鳴らしている方だったので、正直な所、後ろを歩くのが鬱陶しく感じたのでしたが‥‥。

鳥坂峠から鳥坂山までも、ほんの10分ほどでした。なにしろバス停の標高がほぼ1000mあったので、最初のピークに達したとはいえ、まだ100mほどしか登っていません。狭いピークは電波施設が半分がた占拠していました。
標識類は見当たらず、山名は樹木に巻かれたテープにマジック書きされていただけで、展望もほとんどありません。そして、普通に歩くことができたのは、ここまでの短い間だけでした。
鳥坂峠と神座山の間は、歩く人が少ないと見えて、道はあまり踏まれていない感じです。このため、特に傾斜が急になる箇所などで、しばしば道が不明瞭になります。それなのに、歩く人が少ないゆえに整備までなおざりになっているのか、道標は1本たりとも見掛けませんでしたし、テープ等の目印もごく少数で十分とは言えません。
登山地図に実線で描かれた「一般登山道」のため、何も下調べもせずに全くのノーマークで乗り込んできていたので、こんな状況は完全に想定外でした。まさか一般登山道で、地形図とコンパスを頼りに歩く羽目になるとは!
そしてもうひとつ想定外だったのが、最初は鬱陶しくも思えた、先行する男性の熊鈴の音が、進行方向を判断する上では非常に有り難かったことでした。それがなかったら、この区間ではかなり心細かっただろうと思います。

一旦鞍部まで下って、登り返した1170m圏のピークにも、電波施設がありました。
この日は、雪を抱いたままの南アルプスが中央線の車窓からとても美しく見えていて、それをどこかの山から眺めるのが楽しみだったのですが、このピークでは樹木越しにしか見られず、その願いはなかなか叶いません。
1170m圏ピークからの下りが最も分かり難い箇所でした。熊鈴の音があらぬ方向から聞こえてきたので、最初は先行する男性がバリエーションルートにでも向かったのかと思ったのですが、コンパスを確認するとその方角が正しくて、良く見てみたら色褪せた古いテープと薄い踏み跡が見つかりました。
その後は急な登りがしばらく続き、標高が1250mを超えたあたりで、初めてこんな穏やかな尾根が現れました。
1276m標高点ピークに着きました。この高さまで来ると、進行方向に神座山を捉えられるようになっています。
そして左を向けば、神座山の次に向かう大栃山も見えていましたが、どの方向にもこんなふうに樹木があって、ここでも南アルプスをスッキリと見ることはできませんでした。
このあたりまで来ると、ハッキリした尾根を歩くことが多くなって、進路に不安を感じることは少なくなります。ルート上には境界見出標の赤い標識と杭がずっと続いていたので、それも良い目印になりました。
1309mピークを過ぎると、その先に岩屑が露出した急斜面が現れて、少し長く続きます。ここでは手も使いながら登る必要がありましたが、そんなに険しい箇所はなく、地図を片手に持ったままでも大丈夫な程度でした。

本日の最高点、神座山に到着しました。標識というモノを見るのは、鳥坂峠以来になります。
ここで、ずっと先行してくれていた男性と少しお話ししたところ、ここから大栃山・小栃山を経て下るまでが一緒で(その先はちょっと違いましたけれど)、お互いにほぼ同じルートを歩きに来ていたことが判明しました。
ここまで、ほかには登山者の気配が全くなかったのですが、入れ替わりに近い形でその男性を見送った後は、大栃山から来て釈迦ヶ岳へ向かう2人組が通過して行くなど、ここからはハイカーの姿も増えていきます。
神座山から見た富士山は、白っぽい空を背景に、雪を抱いた真っ白な姿で、さらに雲が纏わり付くという状況でした。だから写真にすると訳が分からなくなりましたが、このほぼ真ん中に、肉眼では明瞭に見えていたのです。
南アルプスの眺めは、ここでも樹木に阻まれてしまいました。樹木越しに、少し雲が絡んできた気配が感じられたので、なんとか隠れてしまう前に見られる場所が現れてくれないかと、少し気が焦ります。
神座山からクリアに見られたのは、この釈迦ヶ岳だけでした。端正な三角形で、どこから見ても分かる山です。

神座山からトビス峠までは、2007年に1度歩いている道です。傾斜はやや急なものの、きちんと整備されていて歩きにくい箇所はありません。これが、一般登山道の本来あるべき姿だと思うのですが‥‥。
鞍部のトビス峠まで下ってきました。2007年に黒岳・釈迦ヶ岳を縦走してきた時は、ここを右に折れて檜峯神社へと下りましたが、今回は直進して大栃山に登り返します。
トビス峠から大栃山への道は、最初に急登が続いて一気に高度を挽回すると、その後は穏やかな尾根道に変わりました。時折ハイカーとすれ違うので、山梨百名山だけあって、そこそこ人が入っているようです。

大栃山に到着しました。樹木と重なって分かりにくい写真になりましたが、山梨百名山の標柱が立っています。
団体さんのほかに、何人もの登山者がいて、マイナーで静かな山を想像していたら、意外に賑わっていました。
せっかく富士山の方角が切り開かれていたのに、雲しか見えませんでした。神座山ですれ違った方からは、きれいに見えていたと聞いていたので、2時間ほど早く来れば、全然違う眺めが見られたのでしょう。
その代わり、やっと南アルプスを眺めることができました。朝のうち見事なくらい鮮明に見えていたのと比べると、気温が上がってかなり霞んでしまいましたし、見えているのが北部だけでそれより南側を樹木が遮っているのも残念なのですが、全く見られないうちに終わるかもと思っていたので、見られただけで良しとしましょうか。
  ※下の写真にマウスを乗せると、山名ガイドを表示します。
そしてもうひとつ、同じくらい楽しみにしていたのが、桃畑が広がる笛吹市側の眺めでした。肉眼ではいい感じに桃色に染まっている様子が分かったのですが、まだ距離があって、写真に収めるのは厳しかったようです。

朝からずっと先行していた男性と再びお会いして、少し言葉を交わしたのち、食事休憩していた男性と入れ替わる形で、ここからは私が初めて先行します。

そして、大栃山から先は、バリエーションルートもいいところで、完全に道なき道の連続でした。
コンパスで方向を定めて西南西に下っていくと、すぐに埋もれかけた木段が見つかりますが、難なく下れたのは木段が終わるまでの短い間だけ。その先には、全く道がないどころか、踏み跡すら見つけられなかったのです。
そもそも大栃山から小栃山を経て花鳥山一本杉へ下るルートは、登山地図を見ても地形図を見ても、線が一切書かれていません。でもヤマレコをはじめとするネット上には、歩いた記録がそこそこ存在していることから、踏み跡くらいは追えるものと思っていたので、ここまで道がないというのは想定外でした。

進路が正しいかどうかを、しばしばコンパスで確認しながら、慎重に進むしかありません。
結果的には、境界見出標の杭に沿って進んでいれば良かった区間も多く、また進行方向を大きく変える箇所には道標が立っていたので、何もない所では一番明瞭な尾根を拾っているだけでも問題なかったのかもしれませんが、かといって、やはりそれだけで満足に歩ける状況でもなかったように思います。
周囲を見渡しても、このように一面に落ち葉が積もった斜面が広がるばかりでした。落ち葉を除けば道が出てくるのかもしれませんが、尾根が細くなるなどして落ち葉が溜まりにくく、土が露出していたような箇所でも人が歩いた痕跡を見ることが稀だったので、本当に道などなくて、ほとんど歩かれていないのだろうと思います。
前の写真にも写っていますが、このような標識が、ほぼ最小限と言えるような頻度で立っています。この標識を見るたびに、正しいルート上にいると分かってホッとしましたし、矢印によって次の進行方向が示されました。
途中には、補助ロープが設置された急斜面が現れました。単に急降下するというだけでなく、踏み固められていない脆い斜面に大量の落ち葉が乗っていて、非常にスリッピーです。その距離も結構長くて、何度も足を取られてロープにぶら下がるような形になったので、もしもロープがなかったら、滑落は免れなかったと思います。
小栃山が近くなって、小栃山南方にある1140m圏の小ピークに登り返したところで、(花鳥山一本杉まで)あと95分の標識を見ます。大栃山を出て以来、尾根がイーブンに左右に分岐するのはここが初めてで、標識がなければ地図とコンパスで確認しない限り、右へ進むのが正しいとは分からない地点でした。
と偉そうなことを書いていますが、コンパスによる確認が面倒になってきたことと、何となく進んでいても大丈夫なことも多かったので、この頃にはGPSを見ながら歩くという、禁断の方法に切り替えてしまっていました。

小栃山は思っていたよりも地味なピークで、三角点のほかには、あと85分の標識が立っているだけでした。ほとんど歩かれていないだけに、山名標を付けるような人もいないのでしょう。
とても良好な状態だった三角点。比較的新しそうではありますが、人に触られることも滅多にないのでしょう。
小栃山から先では、尾根の枝分かれが多くなるので、地図読みだけで歩こうとすると難しい区間になります。
しかしGPSを見ている私にとっては、この先で尾根が分岐するから標識があるぞと思って行くと、期待通りに標識が現れる、という展開の繰り返しで、大事な所に標識がなくて不安になることはなかったように思います。

全部の標識は載せませんが、こちらは980m付近にあった、あと70分の標識です。ここでは、直進する明瞭な尾根から分かれて、左折しなければならないのでした。
どこまで進んでも、一向に道は現れません。いくらバリエーションルートといっても、踏み跡くらいはあることが多いですから、ここまで道がないルートをこれだけ長く歩くのは、今回が初めてではなかったかと思います。
次第に下界が近付いて、桃畑のピンク色が鮮明に見えるようになってきました(写真ではまだまだですが)。
ただ、ここにきて困ったことに、左足が攣りはじめてしまいました。この日のルートは、ただでさえ下りの累積標高差が1600mを超えているのですが、道のない落ち葉で滑りやすい斜面で、足を取られないように踏ん張りながら下ることの連続で、かなり筋力を酷使していたようです。この先では、進行方向を見極めるほかに、足の状態にも気に配りながら歩く必要に迫られましたし、翌日の筋肉痛も結構重かったです。

あと30分の標識です。地図上ではここを右折することになっており、期待通りの場所に現れたこの標識も右折を示しています。それなのに、右手にあるのは、とても普通には下れそうな気がしない程の急斜面でした。
かなり迷った挙げ句、いくら考えても正しい方向なので下るしかないと決意して、何度か転げ落ちそうになりながらも無事に下りましたが、今回ここが一番に緊張を強いられた箇所でした。
下ってから見上げた急斜面は、写真では傾斜のきつさが伝わらなさそうですが、傾斜が急なばかりか足元も悪くて、とてもかつて道があった場所だとは思えません。ただ、正しい進行方向を維持するには、下った後で少し左に動く必要があったので、もしかするともう少し手前で左に回り込んでおくのが正解だったのかもしれません。
急斜面を下った先で、609m標高点の小さなピークを越えていくと、農業用の配水施設らしきものが現れました。
配水施設までは人の往来があるのか、配水施設を過ぎるとようやく道がハッキリして、地図を見なくても歩けるようになりました。山道を歩く距離も残りわずかになっていて、ここまで来ればもう安心です。
やがて左手にフェンスが出現して、三角点も道の中で見つかりました。

最後に、動物除けのフェンスの扉を開け閉めして通り抜け、その先のササ原を突っ切って景色が開けると‥‥。
ずっと遠くまで、桃畑という桃畑をピンク色に染め抜いた、美しい景色が私を待っていました。しかもその景色が、苦労の多かった道を歩き通した末に現れたことで、見ることができた嬉しさもひとしおだった気がします。
山道が終われば、歩く道も桃畑の中に入っていきます。
桃畑の入口です。
桃畑に入ると、すべての桃の木が見事に咲き揃っていて、一番いい時期に来たのではないかと思います。
場所によっては、菜の花との競演も見られました。
桃畑の中をさらに進みます。
写真を撮ってばかりで、なかなか前に進みません。

花鳥山一本杉のある浅間神社まで来ると、高台に当たるためか、桜の花もまだ見頃が保たれていました。
浅間神社の境内は、花見客でいっぱいでした。頭上には桜、周囲には桃と、両方が楽しめて贅沢な花見です。
一本杉も、境内の中からは、桜の花越しに見上げる具合となりました。

浅間神社に隣接する駐車場は、リニアの線路と桃畑を同時に眺められる、「花鳥山展望台」にもなっていました。
リニアの線路がすぐ近くにあり、しかも防音壁に覆われていないので、走行試験時は車両を見ることができるとか。その奥では南アルプスがすっかり霞んでいたので、北部だけとはいえ大栃山から見ておけて良かったです。
少し右を向けば、再び桃色に染まった景色が見られて、ウットリしてしまいます。
この近くには、朝に乗った路線バスの室部バス停があり、13:31発に間に合うタイミングなので、それに乗って早く帰ることも可能でしたが、せっかくなのでもう少し桃源郷の景色を楽しんでいくことにしましょう。

ということで、付近に点在する桃畑を眺めながら、桃源郷公園まで歩いてしまいます。
何度見てもいい眺めで飽きません。
リニア実験線のちょうど真上を通ります。これほど近くからリニアの線路を見られる場所もそうそうなさそう。
ここ1ヶ月ほどは「桃源郷春まつり」が開催されていて、中でも「笛吹市桃源郷の日」を明日に控えた今週末は、御坂地区を中心に多くのイベントが開かれるため、散策コースは訪れていた人たちで賑わっていました。
広域農道に出てからも、沿道にはしばしば桃畑が現れて、目を楽しませてくれました。
桃の花のアップも、もう何枚目になりますでしょうか。
中には、桃畑を上から見下ろすロケーションもあって、なかなかきれいでした。
花鳥山一本杉から車道を30分ほど歩いて、桃源郷公園の近くまで来ました。しかし、この左前方がもう公園内のはずなのに、何の案内もないのが気になります。
しばらくは、周囲の道路と公園内とが厳重なフェンスで隔てられていて、なかなか中に入れません。
この裏口も、遠目には乗り越えない限り入れないように見えたので、反対側まで回らなければならないのかとガックリしましたが、良く見たら左端の扉だけ歩行者用に開閉できるようになっていたのでホッとしました。

桃源郷公園の中の様子です。この写真の奥にある、裏口に当たるような場所から入ってきました。
公園の周囲には桃畑が広がっていて、桃色に染まった景色が楽しめたのですが‥‥。
公園の中には、特段桃に因んだものはなかったようです。その名前から、少しは何か見られるだろうという期待もあって来たのですが、割と普通の公園だったので、その思惑は外れてしまいました。まぁ、1年を通して人が訪れる場所としては、これで良いのかも知れませんけれど。
池を配した庭園風の一角があって、その向こうでは桜の花見はできるようでした。
公園内にあった桃といえば、ひときわ鮮やかに咲いていたこのハナモモくらいだったでしょうか。

しばらくゆっくり過ごして、バスの時間が迫ってきたら、正面入口から出て桃源郷公園を後にします。
最後はここでバスを待ちます。かなり遅れてきたバスには結構乗客がいて、ギリギリ座れた感じでした。
ところで、富士急のバス路線図や、その他の資料によると、バス停名は「桃源郷公園入口」のはずなのですが、バス停は「桃源郷公園」になっていました。一体どちらが正しいのだろう?

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白鳥山 [富士山とその周辺]

2016/03/05(土)

■第323回 : 白鳥山(567m)


この日は山梨・静岡の県境に位置する白鳥山に登ってきました。山梨百名山の中では最も標高の低い山です。
とはいえ、歩いたコースは登り下りとも静岡県側にあって、これで山梨百名山としての白鳥山に登ったと言えるかどうかは微妙なところですが、山梨県側にはマトモな登山道がないために、仕方なくこのようになりました。

(往路)
古淵 04:45-04:49 町田 05:11-06:11 小田原
小田原 06:22-06:45 熱海 06:49-07:29 富士
富士 07:45-08:30 十島

(登山行程)
十島駅     08:35
北尾根取り付き点  09:25
白鳥山     10:20-10:40
白鳥山登山口  11:10
芝川駅     11:30

(復路)
芝川 11:46-12:24 富士 12:28-13:07 熱海
熱海 13:12-13:33 小田原 13:53-14:44 相模大野
相模大野 14:45-15:00 市営斎場入口


大きなマップで見る

JR身延線の電車が芝川駅のホームに滑り込む頃、車窓にはこれから登る白鳥山が見えてきました。
ただ、良く晴れていて近くは見えているものの、反対側の車窓ではそう遠くない富士山ですら盛大に霞んでいて、展望が最大の魅力かもしれない山なのに、頂上からの眺めにはあまり期待が持てないようです。
ところで、白鳥山に普通に麓から登ろうとすると、登山道はこの芝川駅からのものしかありません。
でもピストンでは味気ないので、今回はそこそこ明瞭な道が付いているらしい北尾根(上の写真で頂上から右へと下っていく緩やかな稜線)を登る計画で、その末端に取り付くため、身延線にはあと2駅ほど揺られます。

十島駅に到着です。すでに乗客はかなり少なくなっていましたが、この電車から降りたのは私1人だけでした。
十島駅は無人駅で、駅舎も小さな待合室があるだけの簡素なものでした。

駅前から歩き始めてすぐに国道に入ると、まずは万栄橋で富士川を渡ります。
県道に入って集落の中を抜けていき、沿道から建物が消えると、やがて前方に白鳥山の山体が迫ってきました。
ほどなく県境を越えて、山梨県側を歩くのはここまででした。冒頭にも書いた通り、ここから先のコースは、白鳥山の頂上が辛うじて山梨県境にあるのを除けば、静岡県内に終始してしまいます。
北尾根の末端に回り込むまでの間、右に白鳥山の斜面、左に富士川という、同じような景色がずっと続きます。
富士川の対岸に見えているのは、身延線の稲子駅付近でしょうか。

変わり映えのしない景色に退屈してきた頃、道路が大きく右カーブして進行方向が南向きに変わり、ようやく右手に待ち望んでいたスロープが見えてきました。そこが北尾根への取り付きになります。
取り付き点まで来て振り返ったところ。このスロープから登り始めます。
道路のすぐ下には、鳥居とお社が見えていました。グーグルマップによると、そこにあるのは「八幡宮」らしい。

最初は竹林の中を登っていきます。このあたりは盛んに人が入っている様子で、車でも通れそうな道でした。
竹林がすぐに終わって、杉の植林に変わっても、良く踏まれた明瞭な道が続きます。
「妙法」「右まんざわ」「左やまみち」と刻まれた古い道しるべがありました。古の身延道の名残らしく、昔は山越えの道で人々が往来していたのでしょう。(十島駅から富士川を渡ってすぐに通ってきた集落が万沢でした)
植林地は今でも良く手入れされているのか、道は引き続きしっかりしています。傾斜も緩やかで歩きやすく、比較的楽に気持ち良く登ることができました。
しかし、植林地も上のほうになると、山仕事の人もあまり入らなくなるようで、道が細々としてきました。登りでは道の続きを探すような局面はなかったのですが、下りでも問題なく道を追えるかは微妙だという印象です。

標高が450mを超えたあたりで、やや複雑な地形をした一帯に入ると、ついに道が不明瞭になってしまいます。でもここでは、有り難いことにピンクテープが進路を案内してくれていて、問題なく進むことができました。
490m圏のコブに立つと、小さな下りの先に、いよいよ頂上部が見えてきました。
ところがその先に、両手を使って這うようにしなければとても登れない程の急斜面が立ちはだかりました。
傾斜がキツイだけでなく、途中に小石が堆積した層があり、足元が崩れて思うように登れません。不用意に動くと滑落の危険すらあって要注意でしたが、そこをどうにか登り切って木段が現れれば、そのすぐ上が頂上でした。
なお、急斜面に差し掛かる手前付近から、歩いている稜線の右手側に少し下った斜面に、ピンクテープの案内が続いているのを見ています。ヤマレコを見ると、頂上西側にある森林公園の駐車場から、遊歩道(池代コース)を経由して北斜面に入るルートを歩いた記録があるので、その道筋を示すテープだったのかもしれません。もしそうであれば、やや遠回りにはなりますが、急斜面を無理に突破しなくても良い安全なルートだと言えそうです。

白鳥山の頂上に到着しました。頂上は北側が展望地になっていて、北尾根を登り詰めた所がちょうどその展望地に当たるため、この写真の左隅あたりに出てきています。この白鳥山は、NPO法人地域活性化支援センターによるプロジェクトで「恋人の聖地」に認定されていて、まず最初に目に付いたのがその銘板と鐘でした。
白鳥山は、国土交通省によって「関東の富士見百景」にも選定されていて、すぐ隣にはその銘板もありました。
が、肝心の富士山はえらく霞んで、うっすらとしか見えていません。この写真で富士山を探せますか?
  ※下の写真にマウスを乗せると、富士山の位置を表示します。
肉眼ならば探すのに苦労するほどではなかった富士山も、写真ではこの大きさにしてもまだ難しいですね‥‥。
北側を見渡せる場所には展望図が置かれていて、白根三山をはじめとする南アルプスの高峰が名を連ねていましたが、残念ながら見えていたのはすぐ近くの山々までで、それもぼんやりとした見え方にとどまりました。
  ※下の写真にマウスを乗せると、山名ガイドを表示します。
一応パノラマ写真を作成してみましたが、もう少し遠くまで見えていないと、やはり迫力に欠けますね。また機会があれば、今度は確実に天気が良さそうな日に来てみたいと思います。
  ※下の写真は山名ガイドを入れた縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。

最高点となる場所には、三角点だけがひっそりと置かれていました。
最高点を反対側から見たところです。芝川駅側から一般の登山道を登ってきた場合は、まずここに出てくるので、最初に見る山頂の風景がこれになります。展望がある北側が開けている以外は、木立に覆われた頂上でした。
展望台もありますが、ロープで囲まれて立入禁止になっていました。老朽化による傷みが激しいようです。
西側に回ると、山梨県側から通じる道がありましたが、すぐ下にある駐車場からたった10分で登れてしまい、しかもその間ずっとこんな調子で階段ばかりが続くとか。宝くじ事業の助成金で整備されたらしいのですが、これでは登山の楽しみを味わうなんて到底無理そうですし、山梨県監修の「山梨百名山(山梨日日新聞社刊)」でも、山梨県側のコースを「物足りない」として、静岡県側の登山道(これから下るコース)を紹介している始末です。
頂上に着いた時に挨拶を交わした、ご夫婦とみられる先客は、ちょうど下山する頃合いだったのかすぐに姿が見られなくなって、それから20分ほど静かな頂上を独占していました。ただ、時折富士山の様子を窺っても、頂上には雲がかかったままで、ぼんやりとした見え方も変わりません。そうこうするうち、7~8人のグループが到着して賑やかになってしまったので、それを潮時に頂上を後にしました。

下るのは一般登山道なので、下山口は道標がちゃんと示してくれていました。
下り始めても、要所には標識が立って道案内は万全です(特に頂上付近はなぜか頻繁に標識が立っていました)。なお頂上直下はかなりの急坂でしたが、階段状に道が付けられていたため、特段の危険はありませんでした。
そして頂上がとても静かだっただけに意外だったのは、次々と人とすれ違うようになったことです。頂上への到着がもう少し遅かったら、頂上の雰囲気も全然違っていたのかもしれません。
頂上直下の急坂を抜けると、しばらくは概ね歩きやすい傾斜が続きます。下のほうでは、道が深く抉れて足元が悪くなったり、段差の大きい箇所が現れたりもするようになりますが、普通に歩ける範囲内だったと思います。

途中には見晴台があって、展望図によると愛鷹山や伊豆半島まで見渡せるらしいのですが‥‥。
この日の霞んだ空で、そんな遠くまで見える訳もなく、何だか良く分からない眺めでした。
そしてこの付近まで来ると、すれ違いが一切なくなって、その後は全く人を見なくなりました。登山者がほぼ同じタイミングに集中したのは、数少ない身延線の電車が芝川駅に着いた時間にでも関係していたのでしょうか。
さらに下ると、七面宮の跡地がありました。現在は小さな祠があるだけですが、広い平坦地となっていて、次の写真のような大規模な石段が見つかっていることからも、かつては立派な社が建っていたと推測されています。
七面宮跡地への石段です。登山道で迂回することもできますが、せっかくだから下ってみました。
だだでさえ結構急で、175段もあってかなり高低差を感じるのに、
  ・どの段も苔生している
  ・1段の幅が狭くて横向きでないと靴を置けない
  ・石が傾いて、下向きの傾斜が付いている段も多い
といった状況で、普通の階段のように調子良くは下れず、1段1段確認しつつ足を運ぶしかありませんでした。
そろりそろりといった具合で、石段を下り終えました。石碑に刻まれた解説によると、この石段は、長らく埋もれていたものが1999年に発見され、それ以降に地元有志により発掘整備されたとのことです。
登りで歩いた北尾根と同じく、こちら側も麓が近くなると竹林が出てきました。この頃には、下の集落から生活雑音などが聞こえ始めて、登山道も残りが短いことが感じられるようになっています。

森の中から抜け出すと、登山道は茶畑の脇を通って民家の庭先に向かいます。
最後は本当に民家の庭の中を通らせてもらうような形になって、車道に出てきました。
その民家を振り返っていますが、ここは絶対に私道(というか民家の敷地?)だと思います。
ところで、ここを直進すると駐車場のある本成寺に出られたようなのですが、その案内がなかったため、ここを右折して本成寺を経由せずに、最短経路で芝川駅に向かっています。
 (登山道が1本しかない山だけに、往復するのが基本だと考えられて、下山者用の道案内が省かれたのかも)
すると、芝川駅に着くまでの間、白鳥山への案内を見ることはありませんでした。本成寺を経由したとしても、本成寺までの案内も無かったようなので、電車で来て芝川駅から歩く人のことは考慮されていないという印象です。芝川駅から白鳥山を目指す場合、本成寺またはこの登山口までの道順は、自らで確認する必要があります。

登る前に渡った富士川を渡り返す内房橋の上から、白鳥山を振り返りました。最初の写真とほぼ同じアングルですが、手前に余計な建物や電線などがない分だけ、スッキリとした写真になっています。
芝川駅に着きました。こちらも朝に降りた十島駅と同じく無人駅です。周辺の様子からすると、十島駅よりは確実に利用者が多そうなのに、駅舎は十島駅以上に簡素でした。
着いた時、芝川駅のホームは無人でしたが、発車時刻までの15分ほどの間に、7~8人が集まっていました。

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