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三石山 [富士山とその周辺]

2018/05/12(土)

■第383回 : 三石山(1173m)


今回の行先は富士山の西側に位置する三石山。山梨百名山の一座ながら、「山と高原地図」の収録エリア外で、「分県登山ガイド・山梨県の山」の収録からも漏れているという、地味な存在の山です。
知名度の低さもさることながら、駅から登山口までの交通機関がなく、電車利用で登る際に、身延駅から退屈な林道を延々と歩いて往復する必要がある点も、登山者が少ない一因となっていることでしょう。実際にこの日は、自分以外の登山者を1人たりとも見掛けることがないまま歩き終えています。

なお、今回は林道の往復を避けるため、往路は塩之沢駅近くの桜井集落から地形図の破線路を追いましたが、かなり荒れた道には不明瞭な箇所も多く、もはや満足に歩ける状況ではなかったので、一般には勧められません。

(往路)
古淵 04:59-05:21 八王子 05:35-06:19 大月
大月 06:23-07:12 甲府 07:16-08:37 塩之沢

(登山行程)
塩之沢駅  08:40
桜井神明社 09:10
819m峰   10:50
展望台   11:55-12:00
三石山   12:25-12:40
展望台   13:00
大崩    13:30
身延駅   14:35

(復路)
身延 15:07-16:03 甲府 16:10-17:16 八王子
八王子 17:20-17:43 古淵


大きなマップで見る

最寄駅の始発電車を捕まえて、身延線の塩之沢駅で下車します。元々は立派な待合室がある駅だったのに、それが昨年秋に撤去されて、ホームには屋根付きのベンチがあるだけという寂しい風景になっていました。
駅の出入口もこんな具合で、ここだけを写したのでは、なんという駅なのか分からないという有様でした。

塩之沢駅から高台にある桜井集落までは車道が通じているので、普通にそこを歩けば良いのですが、九十九折りで登る車道は少々距離が嵩みますし、なによりあまり面白味がありません。そこで地形図を見ると、車道とは別の破線路が描かれていて、しかもその両端はGoogleマップのストリートビューで確認でき、廃れているようには見えなかったので(撮影が2014年と少し古いのが懸念材料でしたが)、そこを歩いてみることにしました。

ということで、しばらく身延線の線路沿いを南下して、ここで線路を渡ります。
そこには、危険なので近くの踏切を利用せよとの注意標識があるだけで、踏切にはなっていないのですが‥‥。
線路を渡った先で左を向くと、こんな具合に山道があります。ストリートビューで見る4年前の写真よりは草深くなっているように感じましたが、かといって全く歩かれなくなっているようにも見えませんでした。
その山道を登り始めて、すぐ小さな沢に出ると、そこにはちゃんと渡れる橋が架かっていて、いかにもかつての生活路という雰囲気でした。今なお現役として歩かれている感じもあり、安心して先へ進んだのでしたが‥‥。
その先は、進むにつれて藪っぽくなっていくとともに、路面も荒れ始めて、なんだか怪しい雰囲気に。
ゆったりとした道に出て、もう大丈夫かと思ったら、問題はこの後。崩壊気味の箇所がいくつもあり、出水による泥濘では靴が埋没しかけたりと、荒れ模様の道に難儀しました。地面には比較的新しい足跡が見られるので、全く歩かれていない訳ではないものの、通る人が稀なため、ほとんど手入れがされなくなっているのでしょう。

悪戦苦闘の末、どうにか桜井集落まで上がって来られましたが、この道を選んだのは失敗だったと思います。
歩いてきた山道を振り返った様子は、2014年撮影のストリートビューの写真とあまり変わっておらず、さも明瞭な道があるように見えますが、ほとんど顧みられなくなったらしい道は、すでに満足には歩けない状況でした。
集落内の道路を少し歩いたところに、桜井神明社があります。ささやかな境内で、少し息を整えていきました。
地形図では桜井神明社に三角点の記号が見られるので、探してみると、鳥居前の参道に埋められていました。
桜井神明社からさらに集落内の道路を上がっていくと、一番奥にあった墓地の先から山道に変わりました。

その山道は、標高が低い間は一貫して明瞭です。今では山仕事の人が時折使う程度でしょうけれど、深く抉れているさまから、かつては日常的に良く歩かれていた道なのではないかと思われます。
とはいえ、あまり歩かれなくなった道には、しばしば荒れた箇所が現れます。溝状に抉れた中は、落ち枝などの散乱で歩きにくいことも多くて、次第に道の両脇にある歩きやすい地面を選んで歩くことが増えていきました。
ここで道が尾根の左右に分かれたので、直感で左を選んでみたら、右のほうが正解だった模様。進むにつれて不明瞭になった左の道から、適当なところで尾根を乗り越して、右斜面に続いていた明瞭な道に復帰しています。
明瞭な道は、ここで尾根筋から外れて右へ向かいます。一旦はそちらに導かれましたが、その先も平坦なまま進みそうな気配が窺えたので、大崩集落へのトラバース道だと判断して、尾根上に続く踏み跡に乗り換えました。
地形図の496m標高点を過ぎたあたりには、珍しく平坦な区間も。しかし楽に歩ける距離は短く、すぐに登りが再開すると、特段の急登ではないのに、荒れた路面の歩きにくさゆえ、足の疲労がどんどん進むのを感じました。
さらに登ると、深く抉れた道はたびたびこんな具合に。こうなるともう、道からは外れて歩くしかありません。

ほどなく、行く手を人工的な斜面に遮られて、踏み跡が不明瞭になりました。そしてその人工物を右から回り込んでみたら、それが失敗だったようで、やがて道が途絶えてしまいます。仕方なく、踏み跡のない斜面を適当に登っていたら、こんな木段が現れて明瞭な道に復帰したのですが、その明瞭な道がどこから来たのかは分かりませんでした(手前で右から回り込んだ人工物は、反対側(左)から回り込めるようには見えなかったのです)。
木段を上がるとそこには林道があって、山道の続きは、左に少し進むとすぐに見つかりました。
  ※下の写真にマウスを乗せると、進路を表示します。
林道から再び山道に入ると、すぐに大きな石碑(何かの供養碑?)を見ます。読めないほどに意匠化された字が書かれていて詳細は不明ですが、頻繁に人が訪れているのか、林道と石碑の間だけは道がすこぶる明瞭でした。
その後は次第に踏み跡が不明瞭に。境界標を目印に進める箇所もありますが、適当に歩くことも多くなります。
最後は踏み跡のほとんどない中を、ひたすら高みを目指す感じで、819mピークまで登ってきました。三角点の場所も分かりづらくて、近くの樹木に巻かれたピンクテープの目印がなかったら、見逃していたかもしれません。
さて、819mピークに着いたらひと息入れるつもりでしたが、地面が荒れていて歩きにくかったり、踏み跡が錯綜する箇所でウロウロしたりしていたからか、珍しく事前の見積もりよりも時間が掛かっていました。しかもこの場所は殺風景で居心地も悪く、長居する気分になりませんでしたし、ここを過ぎるとしばらく平坦な道が続いて楽に歩けることも分かっていたので、写真撮影と水分補給だけしたら、先へ進んでしまうことにしました。

819mピークの先は、緩斜面が続くこともあってか、しばらくは踏み跡が不明瞭な状況が続きます。そこで時々コンパスで方位を確認しながら進んでいると、ほどなくピークを巻いてきたらしい明瞭な道に合わさりました。
明瞭な道は、間もなくヤブに突入します。でも、さほど濃いヤブではなく、足元の道は明瞭でしたし、それほど長い距離でもなかったのが救いで、あまり苦労もせず、嫌気がさす前にヤブから抜けられてホッとしました。
ヤブを抜けた先で、ほぼ平坦な道を進んでいくと、やがて大崩集落から登ってくる一般登山道に合流しました。
そこからは、一般登山道だけに、良く踏まれた歩きやすい道に変わって、要所には道標も立っていました。
しかも、地形図をはじめ各種ガイドブックでは尾根筋を直登するようにコースが書かれているのに対して、実際にはじわじわと登っていくような道が斜面に付けられて、傾斜がかなり緩やかに抑えられていました。
一本調子で変化には乏しいものの、傾斜が穏やかな道だけに、かなり疲れてきた足でも、あまり苦しい思いをせずに歩けています。このあと上部ではやや急な斜面に入り、ジグザグに折り返す道を登って尾根筋に出ました。

尾根に上がると、はじめは緩やかな尾根道が続いていて、間もなく道の脇に埋められた三角点を見ます。
三角点の脇を通過すると、そのすぐ先が「展望台」でした。
「展望台」では、道の両側が少しずつ開けていて、東側には富士山が見られました。
そして西側には南アルプスが(一緒には写せませんでしたが、少し左に動くと間ノ岳まで見えていました)。
  ※下の写真にマウスを乗せると、山名ガイドを表示します。

展望台まで来れば、もう三石山までの距離は短くて、標高差も100mを切っています。しかしここから頂上までの間には、いくつものアップダウンがあって、すんなりとは登らせてもらえませんでした。途中にはロープやクサリが下がる急な斜面もあり、登る分にはそれらを使わなくても済みそうな程度でしたが、疲労の蓄積から急登では足が前に出なくなりつつあったので、使えるものは最大限利用して、腕力にも頼って登ったりしています。
三石山の頂上に到着しました。山梨百名山の標柱を見るのは久しぶりでしたでしょうか。
西側に少し下ったところには、三石明神の社殿があります。
三石明神へ下っていくと、その先には山名の由来となったらしい3つの巨石がありました。
三石明神は、社殿もその周囲も小綺麗になっていて、今でも地元の方々に信仰され手入れされている様子です。
三石山は、山梨百名山の標柱が立つ地点が頂上ではなく、南東側にさらに10mほど登ったところが最高点です。しかしその方向を見るとこの通りで、道のない斜面をヤブを漕いで進むしかなさそうですし、そうして登り詰めても何もない場所らしいので、かなり疲れていたこともあって、今回は最高点に拘らないことにしました。

三石山の頂上を後にしたら、しばらくは来た道を引き返す形です。基本、下りになるとはいえ、この展望台まではアップダウンが何度もあるため、ここが最後の頑張りどころでした。
展望台を過ぎると、ようやく下るだけの道を楽に歩けるようになります。この地点で尾根を外れてジグザグへ。
傾斜が緩やかで登りやすかった道は、下るのも実に快適で、塩之沢からのヤブ道(直進)から登山道(左折)に出たこの地点まで、登りでは45分かかったところを25分であっという間に下ってきました(時間は展望台から)。
そのすぐ先が椿草里への分岐点です。椿草里への道は登る時に横切っていますが、そこそこ明瞭な道でした。

分岐点を過ぎると、あとは深く抉れた道でやや急に下るようになります。落ち葉が厚く溜まったフカフカな感触の道は、あまりにフカフカ過ぎて、足を取られて歩きにくいほどでした。
やや急な下りは短いもので、ほどなく景色が開けると、集落上部にある畑地の脇に出ました。
少しだけ畑の間を歩いたら、すぐに民家と車道が見えてきて、登山道はそこで終わりになります。
車道に出た地点を振り返っています。ここで犬に吠えられる心の準備をしていたのに、この時は静寂でした。
上の写真の地点からわずかに下ると大崩集落の登山口で、ここには何台分かの駐車スペースもありました。

大崩集落から身延駅までは、5km近く車道を歩きます。その往復を避けて、往路は別の道を選んだのでした。
上下に分かれた大崩集落の、下のほうの集落まで下ってきたところです。長い車道歩きの間、景色に変化があったのはここだけで、ここを過ぎると延々と同じような景色ばかりが続く、退屈この上ない道のりでした。
退屈さもさることながら、大崩の下の集落を過ぎても、あまり傾斜が緩みません。車道なので大した傾斜ではないものの、舗装された硬い路面を下る衝撃が結構響いたのか、楽なはずの下りなのに足の疲労が加速しました。
見事に沿道に何もない中をひたすら歩き続け、ようやく景色が変わったのが中部横断自動車道の工事現場です。
建設中の橋を仰ぎ見ながらやり過ごすと、久しぶりに見る民家が現れて、すぐ先で身延の町並みに入りました。
結局この日は、最初から最後まで登山者を全く見ませんでしたし、車道でも車とのすれ違いがなかったので、大崩側から三石山を往復したのは私ひとりだけだったのでしょう(ただし三石山は、バリエーションで思親山などから縦走してくることも可能なので、私のあとにそうして別方面から登頂した人はいたかもしれません)。
大崩の登山口から1時間少々で、身延駅に到着です。少し手前のコンビニで食料を調達したり、駅前の栄昇堂で「みのぶまんじゅう」を購入したりしたので、歩いていた時間はほぼ1時間キッカリだったかと。長い距離を歩きましたし(しかも登りは歩きにくい道でした)、標高差も割と大きかったので、久しぶりに結構疲れました。

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三国山・大洞山・立山 [富士山とその周辺]

2016/07/24(日)

■第330回 : 三国山(1320m)・大洞山(1383m)・立山(1330m)


梅雨明けが遅れている今年は、涼しい所を目指そうにも、標高の高い山々は天気がなかなか安定しません。
好天の保証がない中で高い旅費を掛けて遠出をするのも気が進まないので、近場でいくらかでも涼しく歩けそうな所はないかと登山地図を見ていたら、なんと神奈川県内で標高900mまでバスで上がれる地点があるのを発見。
今回はその明神峠を起点に、標高1300m台のピークがなだらかに連なる三国山稜を歩いてきました。

この日は下界でも過ごしやすかったようですが、標高900mの明神峠でバスを降りた時点で、もう期待以上の涼しさです。そして標高1200~1300m台の稜線に上がれば、天然のクーラーとも言われるブナ林が広がっているからか、空気はいっそうヒンヤリとして、今が7月も下旬だということを忘れてしまいそうな気持ち良さ。
こんな盛夏に近場のさほど高くもない山で、ここまで快適に歩けたことに驚かされた1日でした。

(往路)
大沼 06:39-06:50 相模大野 06:58-07:37 新松田
松田 08:04-08:25 駿河小山 08:45-09:10 明神峠

(登山行程)
明神峠バス停 09:10
三国山    10:05-10:15
大洞山    10:55-11:00
畑尾山    11:30
立山     11:40
立山展望台  11:45-11:55
高原上バス停 12:30

(復路)
高原上 12:50-13:15 御殿場 13:43-14:18 松田
新松田 14:33-15:13 相模大野 15:30-15:45 市営斎場入口


大きなマップで見る

御殿場線の駿河小山駅から、1日1本だけ(しかも片道のみの運行)というバスに乗って、標高約900mの明神峠まで上げてもらいました。満席に近かったバスの乗客の大半はランナーで、ハイカーは数名だけだったようです。
バスを降りると、そこは予想以上の涼しさで、すこぶる快適に歩き始めます。とはいえこの日は朝から元々過ごしやすく、自宅から最寄りのバス停まで歩く間に汗をかくこともなかったですし、駿河小山駅前でバスを待つ間ずっと日なたにいてもさほど暑くなかったので、その涼しさも標高のお陰だけではなかったのでしょうけれど。

少しだけ車道を歩いてから尾根道に入りますが、でもしばらくは、車道のすぐ隣を歩くような具合でした。
ただ、車道とほぼ並走しているだけに、登山道の傾斜はほどほどに収まっています。涼しいことにも助けられて、このあたりは楽に歩けました。
梅雨が明けないスッキリしない空模様ながら、そこそこ日が差したりもしていますが、南側の展望が開けた地点から見ると、箱根の山々はすっかり雲に覆われていました。こうなると、最後に立ち寄る展望地からの富士山の眺めが心配です。明神峠までのバスの車窓から割と綺麗に見えていたのが、見納めにならなければ良いけれど。

付かず離れずだった車道を横断します。車道はこのあと山中湖へと下っていくので、並走はここまででした。
すると、途端に傾斜が少しきつくなって、それが暫く続きます。いくら涼しくても、ここはさすがに暑かった。
いつしか、周囲にはブナの森が広がるようになっていて、中にはこのように立派な大木もありました。
なかなか素敵な雰囲気のブナ林です。神奈川県内にも(正確には静岡県境ですが)こんないい所があったとは。

三国山に到着しました。展望はありませんが、ブナに囲まれて、しっとりと落ち着いた頂上です。
この日に出会ったハイカーは合計でも7~8人と少なくて、見掛けるのは大半がランナーです。頂上でもあまり休憩しない人たちなので、駆け抜けていくランナーを時折見送るだけの、静かな時間が流れていました。
三国山まで登ってしまえば、この日のコースにもう大きな登り下りはありません。美しい森がずっと続く中に、ゆるやかな傾斜で気持ち良く歩ける登山道が続きます。涼しい上に爽やかな風にも恵まれて、本当に快適でした。
この日の最高点となる大洞山は、標識と三角点があるだけの、いたって地味な地点でした。

大洞山からはしばらく下りが続いて、アザミ平まで下ってきました。樹木が途切れて見通しの良い場所です。
アザミ平の先に、富士山が少しだけ見られました。山体の大部分は次に登る畑尾山に隠れていて、顔を出していたのは頂上部だけ、しかも畑尾山を取り巻くガス越しだったのですが、肉眼では割とハッキリ見えていたのです。
(とはいえ、写真を縮小したら分かりにくくなったので、下の写真にマウスを乗せると富士山の位置を示します)
お花の時期からは外れていたようで、アザミ平ではホタルブクロなどがいくらか見られた程度でした。
アザミ平西端の分岐点。ここで籠坂峠へ下る道を分けると、畑尾山へは少々急な登りとなりました。

畑尾山の頂上にはただ標識が立っていただけで、ほとんど足を止めることもなくスルーしてしまいました。
引き続き美しい森の中を進んでいますが、ブナが減ってほかの樹木も多くなってきました。
ここが立山の頂上だということを、多くの人は標識を見てやっと気付くのではないでしょうか(現に私がそうでした)。顕著なピークではない上に、分岐標識があるだけで、頂上という雰囲気が全くしない地点でしたから。

立山からは、そのまま須走方面へ下っていくこともできますが、近くに富士山の展望地があるので寄って行きます。アザミ平からは見えていたので、それなりに期待しつつ、緑のトンネルを下って行ったのでしたが‥‥。
その展望地に着きました。道標などで「立山展望台」とされている地点です。さて、富士山はどこでしょうか。
残念ながら、楽しみにしていた富士山はほとんど見られませんでした。アザミ平にいた時から30分と経っていないのに、その間に雲が湧いてきてしまったようで、もう少し早く着いていればと悔やまれます。
(でも一応、見えていたことは見えていたので、下の写真にマウスを乗せると富士山の位置を示します)
「立山展望台」という地名から想像されるイメージとは違って、そこにはただ草原が広がっていただけです。休憩していこうにも、腰掛けられるような物は、隅のほうにあった三角点などの標石だけでした。
10分ほど休憩している間、富士山の見え方に好転の兆しが見られないかとずっと窺っていたのですが、むしろ雲は厚くなるばかり。この日はもう、麓に下山した後も含めて、富士山を見られることはありませんてした。

立山展望台を後にして、登山道に戻ります。右が立山から下って来た道で、左がこれから下る須走への道です。
あとは下るだけかと思ったら、立山頂上から真っ直ぐ下る道に合わさる分岐点までは、地味な登り返しでした。
明神峠から立山までは、良く踏まれた歩きやすい道が続きましたが、立山から先になると急に道が細くなります。立山から須走へ下る道が登山地図に載ったのは、小山町がここを「富士箱根トレイル」として整備した2010年頃のこと。道はそれ以前からあって、そこそこ歩かれてもいたようですが、利用者が増えるようになってからの年月が浅いからか、道としてまだあまり成熟していない印象で、少々歩きにくく感じられる箇所もありました。
道がジグザグを描いて下り始め、スギやヒノキの植林帯に入れば、登山道も終わりが近いです。稜線上では本当に涼しく歩けたのでしたが、ここまで標高を落としてくるとさすがに暑くて、最後は結構汗だくになりました。

案内図で「登山道入口」とされている地点まで来ました。ここから先は林道のような道に変わります。
この林道は、地形図では実線(=道路)で描かれていて、てっきり車でも通れる道かと思っていたのですが、実際には所々に段差があって(かなり段差の大きな箇所も)、徒歩でなければ通れない道でした。
林道を5分ほど歩くと、今度こそは正真正銘の車道に出ました。
車道に出たところを振り返っています。道標はここから、別荘地内を真っ直ぐ下る道を案内していますが、その先にある富士高原ゴルフ場バス停よりも高原上バス停のほうが近そうなので、1本右の道を下りました。
ゴールの高原上バス停。バス停のほかには何もない場所なので、少し遅れてきたバスを待つ間、ずっと日なたで立っているしかありませんでした。

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神座山・大栃山・小栃山 [富士山とその周辺]

2016/04/09(土)

■第325回 : 神座山(1474m)・大栃山(1415m)・小栃山(1086m)


今回は、5年ぶりの桃源郷を下山後に訪れようと、御坂の山を歩いてきました。市内全域に桃畑が広がる笛吹市は「日本一の桃源郷」として売り出していて、毎年この時期に「笛吹市桃源郷春まつり」が開催されるのです。
その中でも高台にあたる御坂エリアでは、ちょうどこの週末に桃の花が最盛期を迎えていて、一帯がピンク色に染まる、まさに桃源郷といった景色を楽しんできました。

ところで山歩きのほうはと言えば、下山後に見た美しい景色とは対照的に、地味で渋すぎる内容となりました。
道が全くないか、あっても不明瞭な区間が大半を占めていて、コースを外さずに歩くことに神経を使いましたし、さらに富士山が雲に隠れ気味だったことで、山の上にいる間は展望らしい展望も得られずに終わっています。

(往路)
古淵 04:59-05:21 八王子 05:35-06:19 大月
大月 06:23-07:05 石和温泉 07:22-08:08 鳥坂トンネル

(登山行程)
鳥坂トンネルバス停 08:10
鳥坂峠    08:20
鳥坂山    08:30
1276m峰   09:15
神座山    10:05-10:15
トビス峠   10:35-10:40
大栃山    11:10-11:20
小栃山    11:55-12:05
花鳥山一本杉 13:20-13:25
桃源郷公園  14:00-14:30
桃源郷公園入口バス停 14:35

(復路)
桃源郷公園入口 14:41-15:01 石和温泉 15:31-16:29 八王子
八王子 16:39-17:01 古淵


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久しぶりに石和温泉駅に来てみたら、下り線ホーム直結の改札口からそのまま駅前に出られたはずなのに、改札口行きの上り階段に誘導されて面喰らいました。いつの間に新装されたのか、橋上駅舎になっていたんですね。
駅前もロータリーが整備されて、スッキリとした印象でしたが、バス乗り場がなぜか2箇所に分かれていたことは、少し分かりづらいと感じました。これから乗るバスなどは、笛吹市による委託で市営バスとして運行されているからか、一般路線とは乗り場が別になっていたのです。

私ひとりだけを乗せた鶯宿行きのバスは、石和温泉駅を出て市街地を抜けると、さらにグングンと高度を上げて、これから歩く御坂山地北部の尾根をトンネルでくぐります。トンネルを出てすぐのバス停で降りて支度をしていると、反対方向から歩いて来た単独行の男性が、私も目指している方向に先行する形で通り過ぎて行きました。
トンネルが尾根のすぐ下を通っているので、10分も登ればあっけなく尾根上の鳥坂峠に上がってしまいました。
峠から西側に延びる稜線は、滝戸山から春日山までを縦走した2013年に歩いていて(ここまで登ってきたのも、その時に下った道でした)、この日はまだ歩いていない東側の稜線に向かいます。
ここで、前方を登っていた男性がどちらに進むかを窺ったところ、私と同じ東側に向かうのが見えました。熊鈴の音をかなり大きく鳴らしている方だったので、正直な所、後ろを歩くのが鬱陶しく感じたのでしたが‥‥。

鳥坂峠から鳥坂山までも、ほんの10分ほどでした。なにしろバス停の標高がほぼ1000mあったので、最初のピークに達したとはいえ、まだ100mほどしか登っていません。狭いピークは電波施設が半分がた占拠していました。
標識類は見当たらず、山名は樹木に巻かれたテープにマジック書きされていただけで、展望もほとんどありません。そして、普通に歩くことができたのは、ここまでの短い間だけでした。
鳥坂峠と神座山の間は、歩く人が少ないと見えて、道はあまり踏まれていない感じです。このため、特に傾斜が急になる箇所などで、しばしば道が不明瞭になります。それなのに、歩く人が少ないゆえに整備までなおざりになっているのか、道標は1本たりとも見掛けませんでしたし、テープ等の目印もごく少数で十分とは言えません。
登山地図に実線で描かれた「一般登山道」のため、何も下調べもせずに全くのノーマークで乗り込んできていたので、こんな状況は完全に想定外でした。まさか一般登山道で、地形図とコンパスを頼りに歩く羽目になるとは!
そしてもうひとつ想定外だったのが、最初は鬱陶しくも思えた、先行する男性の熊鈴の音が、進行方向を判断する上では非常に有り難かったことでした。それがなかったら、この区間ではかなり心細かっただろうと思います。

一旦鞍部まで下って、登り返した1170m圏のピークにも、電波施設がありました。
この日は、雪を抱いたままの南アルプスが中央線の車窓からとても美しく見えていて、それをどこかの山から眺めるのが楽しみだったのですが、このピークでは樹木越しにしか見られず、その願いはなかなか叶いません。
1170m圏ピークからの下りが最も分かり難い箇所でした。熊鈴の音があらぬ方向から聞こえてきたので、最初は先行する男性がバリエーションルートにでも向かったのかと思ったのですが、コンパスを確認するとその方角が正しくて、良く見てみたら色褪せた古いテープと薄い踏み跡が見つかりました。
その後は急な登りがしばらく続き、標高が1250mを超えたあたりで、初めてこんな穏やかな尾根が現れました。
1276m標高点ピークに着きました。この高さまで来ると、進行方向に神座山を捉えられるようになっています。
そして左を向けば、神座山の次に向かう大栃山も見えていましたが、どの方向にもこんなふうに樹木があって、ここでも南アルプスをスッキリと見ることはできませんでした。
このあたりまで来ると、ハッキリした尾根を歩くことが多くなって、進路に不安を感じることは少なくなります。ルート上には境界見出標の赤い標識と杭がずっと続いていたので、それも良い目印になりました。
1309mピークを過ぎると、その先に岩屑が露出した急斜面が現れて、少し長く続きます。ここでは手も使いながら登る必要がありましたが、そんなに険しい箇所はなく、地図を片手に持ったままでも大丈夫な程度でした。

本日の最高点、神座山に到着しました。標識というモノを見るのは、鳥坂峠以来になります。
ここで、ずっと先行してくれていた男性と少しお話ししたところ、ここから大栃山・小栃山を経て下るまでが一緒で(その先はちょっと違いましたけれど)、お互いにほぼ同じルートを歩きに来ていたことが判明しました。
ここまで、ほかには登山者の気配が全くなかったのですが、入れ替わりに近い形でその男性を見送った後は、大栃山から来て釈迦ヶ岳へ向かう2人組が通過して行くなど、ここからはハイカーの姿も増えていきます。
神座山から見た富士山は、白っぽい空を背景に、雪を抱いた真っ白な姿で、さらに雲が纏わり付くという状況でした。だから写真にすると訳が分からなくなりましたが、このほぼ真ん中に、肉眼では明瞭に見えていたのです。
南アルプスの眺めは、ここでも樹木に阻まれてしまいました。樹木越しに、少し雲が絡んできた気配が感じられたので、なんとか隠れてしまう前に見られる場所が現れてくれないかと、少し気が焦ります。
神座山からクリアに見られたのは、この釈迦ヶ岳だけでした。端正な三角形で、どこから見ても分かる山です。

神座山からトビス峠までは、2007年に1度歩いている道です。傾斜はやや急なものの、きちんと整備されていて歩きにくい箇所はありません。これが、一般登山道の本来あるべき姿だと思うのですが‥‥。
鞍部のトビス峠まで下ってきました。2007年に黒岳・釈迦ヶ岳を縦走してきた時は、ここを右に折れて檜峯神社へと下りましたが、今回は直進して大栃山に登り返します。
トビス峠から大栃山への道は、最初に急登が続いて一気に高度を挽回すると、その後は穏やかな尾根道に変わりました。時折ハイカーとすれ違うので、山梨百名山だけあって、そこそこ人が入っているようです。

大栃山に到着しました。樹木と重なって分かりにくい写真になりましたが、山梨百名山の標柱が立っています。
団体さんのほかに、何人もの登山者がいて、マイナーで静かな山を想像していたら、意外に賑わっていました。
せっかく富士山の方角が切り開かれていたのに、雲しか見えませんでした。神座山ですれ違った方からは、きれいに見えていたと聞いていたので、2時間ほど早く来れば、全然違う眺めが見られたのでしょう。
その代わり、やっと南アルプスを眺めることができました。朝のうち見事なくらい鮮明に見えていたのと比べると、気温が上がってかなり霞んでしまいましたし、見えているのが北部だけでそれより南側を樹木が遮っているのも残念なのですが、全く見られないうちに終わるかもと思っていたので、見られただけで良しとしましょうか。
  ※下の写真にマウスを乗せると、山名ガイドを表示します。
そしてもうひとつ、同じくらい楽しみにしていたのが、桃畑が広がる笛吹市側の眺めでした。肉眼ではいい感じに桃色に染まっている様子が分かったのですが、まだ距離があって、写真に収めるのは厳しかったようです。

朝からずっと先行していた男性と再びお会いして、少し言葉を交わしたのち、食事休憩していた男性と入れ替わる形で、ここからは私が初めて先行します。

そして、大栃山から先は、バリエーションルートもいいところで、完全に道なき道の連続でした。
コンパスで方向を定めて西南西に下っていくと、すぐに埋もれかけた木段が見つかりますが、難なく下れたのは木段が終わるまでの短い間だけ。その先には、全く道がないどころか、踏み跡すら見つけられなかったのです。
そもそも大栃山から小栃山を経て花鳥山一本杉へ下るルートは、登山地図を見ても地形図を見ても、線が一切書かれていません。でもヤマレコをはじめとするネット上には、歩いた記録がそこそこ存在していることから、踏み跡くらいは追えるものと思っていたので、ここまで道がないというのは想定外でした。

進路が正しいかどうかを、しばしばコンパスで確認しながら、慎重に進むしかありません。
結果的には、境界見出標の杭に沿って進んでいれば良かった区間も多く、また進行方向を大きく変える箇所には道標が立っていたので、何もない所では一番明瞭な尾根を拾っているだけでも問題なかったのかもしれませんが、かといって、やはりそれだけで満足に歩ける状況でもなかったように思います。
周囲を見渡しても、このように一面に落ち葉が積もった斜面が広がるばかりでした。落ち葉を除けば道が出てくるのかもしれませんが、尾根が細くなるなどして落ち葉が溜まりにくく、土が露出していたような箇所でも人が歩いた痕跡を見ることが稀だったので、本当に道などなくて、ほとんど歩かれていないのだろうと思います。
前の写真にも写っていますが、このような標識が、ほぼ最小限と言えるような頻度で立っています。この標識を見るたびに、正しいルート上にいると分かってホッとしましたし、矢印によって次の進行方向が示されました。
途中には、補助ロープが設置された急斜面が現れました。単に急降下するというだけでなく、踏み固められていない脆い斜面に大量の落ち葉が乗っていて、非常にスリッピーです。その距離も結構長くて、何度も足を取られてロープにぶら下がるような形になったので、もしもロープがなかったら、滑落は免れなかったと思います。
小栃山が近くなって、小栃山南方にある1140m圏の小ピークに登り返したところで、(花鳥山一本杉まで)あと95分の標識を見ます。大栃山を出て以来、尾根がイーブンに左右に分岐するのはここが初めてで、標識がなければ地図とコンパスで確認しない限り、右へ進むのが正しいとは分からない地点でした。
と偉そうなことを書いていますが、コンパスによる確認が面倒になってきたことと、何となく進んでいても大丈夫なことも多かったので、この頃にはGPSを見ながら歩くという、禁断の方法に切り替えてしまっていました。

小栃山は思っていたよりも地味なピークで、三角点のほかには、あと85分の標識が立っているだけでした。ほとんど歩かれていないだけに、山名標を付けるような人もいないのでしょう。
とても良好な状態だった三角点。比較的新しそうではありますが、人に触られることも滅多にないのでしょう。
小栃山から先では、尾根の枝分かれが多くなるので、地図読みだけで歩こうとすると難しい区間になります。
しかしGPSを見ている私にとっては、この先で尾根が分岐するから標識があるぞと思って行くと、期待通りに標識が現れる、という展開の繰り返しで、大事な所に標識がなくて不安になることはなかったように思います。

全部の標識は載せませんが、こちらは980m付近にあった、あと70分の標識です。ここでは、直進する明瞭な尾根から分かれて、左折しなければならないのでした。
どこまで進んでも、一向に道は現れません。いくらバリエーションルートといっても、踏み跡くらいはあることが多いですから、ここまで道がないルートをこれだけ長く歩くのは、今回が初めてではなかったかと思います。
次第に下界が近付いて、桃畑のピンク色が鮮明に見えるようになってきました(写真ではまだまだですが)。
ただ、ここにきて困ったことに、左足が攣りはじめてしまいました。この日のルートは、ただでさえ下りの累積標高差が1600mを超えているのですが、道のない落ち葉で滑りやすい斜面で、足を取られないように踏ん張りながら下ることの連続で、かなり筋力を酷使していたようです。この先では、進行方向を見極めるほかに、足の状態にも気に配りながら歩く必要に迫られましたし、翌日の筋肉痛も結構重かったです。

あと30分の標識です。地図上ではここを右折することになっており、期待通りの場所に現れたこの標識も右折を示しています。それなのに、右手にあるのは、とても普通には下れそうな気がしない程の急斜面でした。
かなり迷った挙げ句、いくら考えても正しい方向なので下るしかないと決意して、何度か転げ落ちそうになりながらも無事に下りましたが、今回ここが一番に緊張を強いられた箇所でした。
下ってから見上げた急斜面は、写真では傾斜のきつさが伝わらなさそうですが、傾斜が急なばかりか足元も悪くて、とてもかつて道があった場所だとは思えません。ただ、正しい進行方向を維持するには、下った後で少し左に動く必要があったので、もしかするともう少し手前で左に回り込んでおくのが正解だったのかもしれません。
急斜面を下った先で、609m標高点の小さなピークを越えていくと、農業用の配水施設らしきものが現れました。
配水施設までは人の往来があるのか、配水施設を過ぎるとようやく道がハッキリして、地図を見なくても歩けるようになりました。山道を歩く距離も残りわずかになっていて、ここまで来ればもう安心です。
やがて左手にフェンスが出現して、三角点も道の中で見つかりました。

最後に、動物除けのフェンスの扉を開け閉めして通り抜け、その先のササ原を突っ切って景色が開けると‥‥。
ずっと遠くまで、桃畑という桃畑をピンク色に染め抜いた、美しい景色が私を待っていました。しかもその景色が、苦労の多かった道を歩き通した末に現れたことで、見ることができた嬉しさもひとしおだった気がします。
山道が終われば、歩く道も桃畑の中に入っていきます。
桃畑の入口です。
桃畑に入ると、すべての桃の木が見事に咲き揃っていて、一番いい時期に来たのではないかと思います。
場所によっては、菜の花との競演も見られました。
桃畑の中をさらに進みます。
写真を撮ってばかりで、なかなか前に進みません。

花鳥山一本杉のある浅間神社まで来ると、高台に当たるためか、桜の花もまだ見頃が保たれていました。
浅間神社の境内は、花見客でいっぱいでした。頭上には桜、周囲には桃と、両方が楽しめて贅沢な花見です。
一本杉も、境内の中からは、桜の花越しに見上げる具合となりました。

浅間神社に隣接する駐車場は、リニアの線路と桃畑を同時に眺められる、「花鳥山展望台」にもなっていました。
リニアの線路がすぐ近くにあり、しかも防音壁に覆われていないので、走行試験時は車両を見ることができるとか。その奥では南アルプスがすっかり霞んでいたので、北部だけとはいえ大栃山から見ておけて良かったです。
少し右を向けば、再び桃色に染まった景色が見られて、ウットリしてしまいます。
この近くには、朝に乗った路線バスの室部バス停があり、13:31発に間に合うタイミングなので、それに乗って早く帰ることも可能でしたが、せっかくなのでもう少し桃源郷の景色を楽しんでいくことにしましょう。

ということで、付近に点在する桃畑を眺めながら、桃源郷公園まで歩いてしまいます。
何度見てもいい眺めで飽きません。
リニア実験線のちょうど真上を通ります。これほど近くからリニアの線路を見られる場所もそうそうなさそう。
ここ1ヶ月ほどは「桃源郷春まつり」が開催されていて、中でも「笛吹市桃源郷の日」を明日に控えた今週末は、御坂地区を中心に多くのイベントが開かれるため、散策コースは訪れていた人たちで賑わっていました。
広域農道に出てからも、沿道にはしばしば桃畑が現れて、目を楽しませてくれました。
桃の花のアップも、もう何枚目になりますでしょうか。
中には、桃畑を上から見下ろすロケーションもあって、なかなかきれいでした。
花鳥山一本杉から車道を30分ほど歩いて、桃源郷公園の近くまで来ました。しかし、この左前方がもう公園内のはずなのに、何の案内もないのが気になります。
しばらくは、周囲の道路と公園内とが厳重なフェンスで隔てられていて、なかなか中に入れません。
この裏口も、遠目には乗り越えない限り入れないように見えたので、反対側まで回らなければならないのかとガックリしましたが、良く見たら左端の扉だけ歩行者用に開閉できるようになっていたのでホッとしました。

桃源郷公園の中の様子です。この写真の奥にある、裏口に当たるような場所から入ってきました。
公園の周囲には桃畑が広がっていて、桃色に染まった景色が楽しめたのですが‥‥。
公園の中には、特段桃に因んだものはなかったようです。その名前から、少しは何か見られるだろうという期待もあって来たのですが、割と普通の公園だったので、その思惑は外れてしまいました。まぁ、1年を通して人が訪れる場所としては、これで良いのかも知れませんけれど。
池を配した庭園風の一角があって、その向こうでは桜の花見はできるようでした。
公園内にあった桃といえば、ひときわ鮮やかに咲いていたこのハナモモくらいだったでしょうか。

しばらくゆっくり過ごして、バスの時間が迫ってきたら、正面入口から出て桃源郷公園を後にします。
最後はここでバスを待ちます。かなり遅れてきたバスには結構乗客がいて、ギリギリ座れた感じでした。
ところで、富士急のバス路線図や、その他の資料によると、バス停名は「桃源郷公園入口」のはずなのですが、バス停は「桃源郷公園」になっていました。一体どちらが正しいのだろう?

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