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吾妻山・権現山・弘法山 [丹沢]

2015/06/28(日)

■第306回 : 吾妻山(140m)・権現山(243m)・弘法山(235m)


今回は出掛けるのが午後からとなったので、片道1時間圏内にある近場の低山くらいしか選択肢がありません。
そこで、暑い時間帯に歩いても問題なさそうな軽めのコースを選んで、すでに何度か登っている弘法山・権現山あたりを歩いてきましたが、実はこれ、本来は寒い時期用の計画としてストックしていたコースなのでした。

(往路)
市営斎場入口 12:55-13:10 相模大野 13:23-13:46 鶴巻温泉

(登山行程)
鶴巻温泉駅  13:50
吾妻山    14:15-14:20
権現山    15:05-15:20
弘法山    15:30-15:45
146.6m三角点 15:55
東海大学前駅 16:20

(復路)
東海大学前 16:30-16:55 相模大野 17:10-17:20 市営斎場入口


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鶴巻温泉駅で降りたのは、間もなく午後2時になろうとしている頃。これまでで最も遅い時間のスタートです。
はじめは車道歩きです。駅からの道案内はしっかりしていて、最初の左折点にも道標が設置されていました。
ほどなく東名高速道路の下をくぐります。ここまではほぼ平坦な道でした。
東名道の先で急坂を登っていくと、民家の脇から山道が始まりました。

稜線に上がるまでは、一気に登っていくような具合です。
稜線に出たところで、反対側から登ってきた坪ノ内バス停からの道を合わせました。
その道は2012年2月に登ってきたことがあり、ここから先はその時にも歩いているコースとなります。
その後も、吾妻山までは割と急な登りが続きます。
こんな時期の、しかも午後に低山を歩いているわけですから、暑くて汗が噴き出てきます。でも、このあとほぼずっと稜線上を歩くことから、風が吹いてくれていることが多くて、極端な暑さにはならずにすみました。

吾妻山では大人数の団体さんが休憩中でしたが、空いているベンチもあったので、少し足を休めていきます。
ただ、この吾妻山はちょっと変です。普通の山頂であれば、そこを越えると下りに変わるのに、ここは通り過ぎた先も登りが続いていて、要するに登り坂の途中でしかないのです。
何故かここには「吾妻山」の標識が立っているのですが、山頂と呼ぶに相応しい地点ではないのでした。

吾妻山を過ぎると、傾斜の穏やかなアップダウンの道に変わって、比較的楽に歩けるようになります。
送電線鉄塔の脇を通過する箇所は、地形図で現在地を確認する絶好のポイント。
送電線鉄塔のすぐ先にある199m標高点ピークには、いくつかのベンチが置かれていました。
その後、一旦下りが優勢になって高度を落とすと、車道が絡んできたところには飲み物の自販機もありました。

弘法山の手前では、めんようの里への道が右に分かれていて、その道で弘法山を巻くこともできます。今回は弘法山から東海大学前駅へ下山する計画なので、弘法山は後回しにして、先に権現山へ向かうことにしました。
ほぼ平坦な道を歩いていくと、やがてめんようの里の放牧地が現れました。
この道からは、放牧地の下のほうに1匹だけ羊がいるのが分かりました。
ところで、秦野市街の先にそびえる丹沢の山々は、鶴巻温泉駅までの小田急線の車窓からは概ね見えていたのですが、ここまで歩いてくる間に、すっかり雲に隠れてしまったようです。

めんようの里には向かわずにそのまま直進すると、弘法山を越えて下ってきた道と合わさりました。
ここから先は弘法山公園に入るので、権現山までは遊歩道を歩くだけになります。
広くて平坦な、気持ちの良い道がしばらく続きます。
春に見事な桜並木が楽しめる道には、紫陽花もたくさん植えられていて、ちょうど見頃を迎えていました。
権現山の手前になると登り坂が始まって、緩やかな階段道の先が頂上になります。

権現山の頂上も弘法山公園の一角にあって、ゆったりとした雰囲気の気持ちの良い広場になっています。奥にある展望台は小田急線の車窓からも良く目立つので、来たことがないのに見覚えがあるという方も多いのでは?
いつも賑わっているこの場所も、さすがに午後3時を過ぎると閑散としていて、静かに過ごすことができました。
三角点は、展望台の近くに設置されています。
こんな空模様では何も期待できないと分かっていますが、来たからには一応、展望台にも登っておきましょう。
比較的スッキリと見えていたのは、南側にある曽我丘陵くらいのものでした。
西側を見ると、平べったい山容の松田山が辛うじて雲を逃れていましたが(写真左半分)、その右に連なっているはずの西丹沢の山並みは、もう完全に雲の中でした。
そして塔ノ岳など丹沢の核心部は、つい先程めんようの里付近から見た時よりもさらに雲が厚くなっていたので、天気は明らかに下り坂のようです。

権現山からは、来た道を引き返して、今度こそは弘法山に向かいます。
めんようの里への分岐点まで戻ってきました。先程は左の道路から出てきましたが、今度は右の山道へ。
間もなく始まった弘法山への登りは、こちらも紫陽花に彩られた階段道でした。
階段道と並行して、右隣には土の道もあったので、こちらを登りました。

弘法山の頂上に着きました。弘法大師が千座の護摩を修めたといわれる、信仰の山です。
鐘楼と井戸。古い井戸は使えなくなっていましたが、すぐ隣にあった新しい井戸では、ちゃんと水を汲むことができました。山の頂上だというのに、すぐ下には水脈があるんですね。
釈迦堂(大師堂)は昭和39年に再建されたもので、私と同い年なのでした。
この日は釈迦堂が御開帳されていたので、中に安置されている弘法大師像を見ることができました。

弘法山を後にしたら、「東海大学前駅へ」の道標に従って下山します。
下り始めは少々急で、しばらく木段が続きました。
尾根道を下っている途中で、左前方にわずかな高みが現れたら、直進するメインルートを外れて、その高みを目指して左折します。この地点に標識はなく、左の道に入ると、その先にはもう道案内は一切ありませんでした。
その道は、高みの頂点をわずかに巻いてしまいますが、適当に道を外れて探せば、お目当ての物はすぐに見つかりました。これがその146.6m四等三角点です。周囲はやや草深くなっていて、訪れる人は少なそうでした。
元の道に戻ると、ほとんど知られてなさそうな道なのに、ずっと明瞭な道が続いているのが意外でした。これだけ明瞭ならば、地形図に載っているのも納得ですが、遠くから来た人が通るような道ではないので、地元の人たちにでも歩かれているのでしょうか。傾斜が緩やかでとても歩きやすく、気持ちの良い道でもありました。

しばらく続いて欲しいような道でしたが、5分も歩いていると、すぐに車道に出て終わってしまいました。
車道に降りた地点から、歩いてきた山道を振り返りました。ここにも、標識などは全くありません。
そして前方にはすぐに分岐があるので、左後方に鋭角に折れるようにして進みます。
すると、すぐに道路は終わって、草むらの中を進むような道に変わりました。
写真では道の所在が不明瞭に見えますが、実際は明瞭な道筋が付いていて、進路に迷う心配はありません。
住宅地まであと少しというところで、急に草深くなってしまいますが、道は続いているので構わずに進みます。
間もなく、草むらの中を抜けそうです。
こんな所から出てきました(道路に出た地点で振り返っています)。
ここも一応、弘法山への登山口と言えなくもないと思うのですが、それらしい案内は一切ありませんでした。

正面に現れたのは新興住宅地で、ここからは車道歩きになります。
すぐに直進方向の道が細くなりますが、そのまま進むのが正解です。
すると、こんな階段道を経て、その先の道路と繋がっていました。あとは普通に歩いて駅を目指します。
東海大学前駅です。本当は反対側の北口に出たのですが、そちらには殺風景な入口があるだけで、絵になるような駅前っぽい風景がなかったため、わざわざ踏切を渡って南口に回りました。

タグ:丹沢
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舞台『じょしらく』 [その他]

2015/06/24(水)

乃木坂46 舞台『 じょしらく 』

この日は、乃木坂46のメンバーによって上演された舞台 『 じょしらく 』 を観てきました。
  (一部ネタバレもあるので、この記事の公開は千秋楽を迎えつつある27日にしています)
 
『 じょしらく 』 は、別冊少年マガジンで連載されていたギャグ漫画を舞台化したもので、5人の女性落語家が、寄席の楽屋で交わす他愛のない会話の中からギャグを展開するという内容です。
18日~28日にかけて計15公演が上演中で、乃木坂46のメンバーのうち、公開オーディションで選抜された15名が「チームら」「チームく」「チームご」の3チームに分かれ、トリプルキャストで5公演ずつを受け持ちます。
原作では、実際に落語をする姿はほとんど描かれていませんが、この舞台では各公演ごとに1人の出演者が日替わりで創作落語を披露するシーンが追加され、落語家から本格的な落語の指導も受けての挑戦となりました。
乃木坂46 舞台 『 じょしらく 』
 
2015/06/24(水) AiiA 2.5 Theater Tokyo(19:00開演)
 
チーム「く」 出演メンバー(括弧内は役名)
中田花奈(暗落亭苦来)
佐々木琴子(空琉美遊亭丸京)
松村沙友理(蕪羅亭魔梨威) ※
高山一実(防波亭手寅)
井上小百合(波浪浮亭木胡桃)
※24日公演の創作落語を担当
普段コミックには全く縁のない生活を送っているので、テレビアニメ化までされていた作品にもかかわらず、『じょしらく』というタイトルからして初耳。
そこで、チケット抽選に当選したと分かったら、まずは原作全6巻をレンタルで取り寄せることから始めました。初めてDMMで書籍をレンタルしてみましたが、全ての巻が新品に近いほど綺麗だったのにはびっくりです。
そしてこのあと、TSUTAYAでもアニメ版のDVDを第1巻と第2巻(計4話分)だけですが借りて観たりしたので、事前に各人物の大体のキャラクタは把握した上で、当日を迎えています。
 
チケット争奪戦は、今回も一般向け先行抽選からの参戦なので、確保された座席は安定のほぼ最後列。でも倍率も結構高かったようなので、取れただけで良しとしましょう(座席表にマウスを乗せると、私の位置を示します)。
 
平日のこの日は夜7時開演。普通に仕事を終えてからでも余裕で間に合うのですが、定時間際に何か起きたりすると面倒なので、少し早めに早退させてもらって、会場へ向かってしまいます。
原宿駅から会場へは、一般的には道路を歩くことになりますが、それでは味気ないですし、代々木競技場の敷地内を通れることを知っていたので、第一体育館のすぐ脇を進みます。平日の昼間とはいえ、原宿界隈だけに道路は人通りが多かったのですが、競技場内に入ると人の姿はほとんどなく、お散歩気分でのんびりと歩けました。
4時半ではまだ早過ぎると思いつつ、会場前の様子を窺ってみると、すでに並んでいる人たちがいました。全席指定の座席は発売と同時に完売していて、当日券もないので、入場の待機列ではありません。6時の開場に先行して、5時からグッズ販売が始まり、中には当日限定のものもあるので、それを求めて並んでいるのでしょう。
限定グッズの入手は、もっと熱心なファンの人たちに譲ることにして、一旦会場を離れます。
ホールの裏手に回ると、意外にもすぐ隣に建っていたのがNHKホールだったので、ほとんど渋谷って所まで来ていたのでした。このホールで4~5回ほど演奏したことは、もう遠い昔の記憶になりつつあります。
 
夜6時に開場しても、その時点ではロビーまでしか入れず、客席への入場は6時半まで待たされると分かっていたので、しばらく別の用事で時間を消化してから、6時15分頃に戻ってきました。
この時間はまだ、会場内には入らずに、外で過ごしていた人たちが多かったようです。それもそのはず、このあとロビーに入ってみたら、その狭いこと狭いこと、できることが何もなくて時間を持て余しました。私はこの日だけの観覧ですが、昨日までの公演にも来ていて、外にいるのが正解と分かっていた人も多かったのでしょう。
グッズ販売は、会場への入口とは別の窓口で行われていました。立ち寄ったついでにとパンフレットを購入しましたが、実はシアター内に入ったらパンフレットの販売すらなくて(意外すぎ)、ここで買うしかなかったとは。
 
誰と待ち合わせをするでもなく、外にいてもすることがないのは一緒なので、中に入ってしまいます。
ロビーは想像以上に狭くて、この写真がほぼ全景だと言えるほど。人の多さから動き回るにも不自由があり、みんな手持ち不沙汰でただ立ち尽くしている状況だったので、客席開場の直前に来たのは正解だったようです。
ロビーで見るべきものといえば、公演内容の掲示と、
祝い花の数々くらい。
その中にはNHKの「乃木坂46SHOW!」からのお花も。今にしてみると、この番組の存在は実に大きかった。
乃木坂の初見がAKB48のリクエストアワー(2012)のDVDでだった関係で、当面は「また1つ支店が増えたんだな」程度の認識しかなく、この番組で「君の名は希望」を聴いていなかったら、ここまでハマっていたかどうか‥‥
予定より少し早く客席開場されたため、ロビーでブラついていた時間は5分くらいですんで、いよいよ客席へ。
 
ネットでの評判を読んでいると、感想は人によって様々だったようなのですが、私は基本的にアイドルグループの「イベント」の1つと捉えていて、そういう見方をしている限りでは、楽しめるステージだったと思います。
事前にメンバーのブログにも、全員揃って稽古できる時間が少ないと書かれていましたから、多忙なスケジュールを縫って最大限の準備をしたとしても、舞台としての完成度には多くを求められないと分かっていたのです。
3チームある中から敢えてこのチームの公演を選んだのも、最もエンターテインメント性にあふれたメンバーが集まっていて、一番観客を楽しませてくれそうだと感じていたからでした。
 
だから、純粋にお芝居として見てしまうと物足りないのが明白で、ネットでは辛口の批評も多々あるようです。
確かに普通の舞台ならば、演技力で観客を魅了するところに価値があり、それ故に演技への高い適性と豊富な経験を持つ役者が集います。それに対して、この舞台の演者たちはあくまでアイドルでしかないわけなのですから、それと同じものを求められる訳がないことなど、当然分かった上で見るべきものではなかったのでしょうか。
 
客席内は撮影禁止なので、取材陣に公開されたゲネプロの様子を報じる記事から、舞台の様子を1枚だけ転載。
このため、写っているのは初日の公演を担当する「チームら」のメンバーで、この日のメンバーとは異なります。
 
さて、この舞台の脚本ですが、原作漫画のストーリーを結構忠実になぞりつつも、随所にアイドルネタを挟んだり、時には歌とダンスのシーンも盛り込まれたことで、このグループによる舞台らしくなっていたと思います。
お芝居の出来は、ほかの日の公演にも増してグダグダだったようで、台詞を噛んだり言い間違えたりして、少し前からやり直すことがたびたび発生。でもそんな時に、絶妙なアドリブで客席を沸かしつつ、自然な流れに戻したりという、経験値の高いメンバーが多いこのチームならではの対応も何度か見ることができました。
本人たちにとって納得できる内容ではなかったでしょうが、ハプニングのおかげで各メンバーの個性と魅力がふんだんに発揮されていたり、生身の人間が演じる舞台の1回限りの面白さも凄く伝わってきて、ほかの日の様子は評判でしか知らないものの、1日だけ選んだにしてはすごく楽しめる回に当たったのではないでしょうか。
 
では5人のキャストを個別に見ていきたいと思います。
 
【佐々木琴子】
5人の中では一番不安定だったか。彼女の噛み噛みを皮切りにハプニングが続出することになった感も否めません。
ただ、このチームで唯一の二期生であり、今年になって正規メンバーに昇格したばかりの彼女は、まだグループ全体(その中の一員)としての活動経験がほとんど。個人単位での仕事も多くこなしてきた他の4人と比べて明らかなハンディキャップを背負っていたので、このことは想定内でした。
大勢の観衆を前にして、個人がクローズアップされるような場への出演は、恐らくこれが初めてに近かったのではと思われるので(※)、その分を差し引いて見てあげたいですね。今後は一期生と同様に個人での仕事も増えていくでしょうから、そこで今回の経験が活かされるのを楽しみにしたいと思います。
 
※昨年のプリンシパル公演は、研究生だったため出演日が限られていて、役が付いたのは1公演だけでした。
 
【井上小百合】
このチームの中で、しっかりした舞台経験を持っている唯一のメンバー。
その経験がいかんなく発揮されていたようで、演技の安定感が群を抜いていたのはさすがの一言。
舞台用の発声ができていることから、台詞も聞きやすかったですし、ひとつひとつの言葉にきちんと感情が乗っていて、井上小百合としてではなく配役の波浪浮亭木胡桃として見ることが自然にできたのは彼女だけでした。
 
【中田花奈】
配役の関係から、比較的シリアスな台詞を受け持つことが多く、勢いでどうにかできる部分が少なかったので難しかったと思います。
でも、暗いキャラクターが自分自身に似ているとコメントしていた通り、必ずしも演じにくくはなかったのか、原作の持つ人物像をうまく醸し出せていました。井上小百合とともにしっかり「じょしらく」の世界観が体現できていたからこそ、それをベースにほかの3人がある程度自由にできていたのではないかと感じています。
 
【高山一実】
最もバラエティ慣れしているメンバーだけに、舞台での演技も堂々としたものでしたし、ハプニングに対するフォローや立て直しなど機転が利く対応には、経験豊富さが良く発揮されていたと思います。
初日から1週間が経過して、観客もバラエティ的な対応の仕方が分かってきたところへ、ハプニングが多くてグダグダ感が増したこの回は、むしろ彼女にはやりやすかったのではないかとすら感じられました。
だからとても生き生きと演じているように見えましたし、そんな彼女の姿が見られたのは、そういう期待もあって(本人が望むところではなかったでしょうが)このチームを選んでいた私には嬉しかったです。
また、終演後のカーテンコールでのコメントでは、不本意だったであろうメンバーにかけた言葉が本当に優しくて、そういう関係性を垣間見られたことも良かったですし、今後も彼女を推していきたいと思いました。
 
【松村沙友理】
これまでのプリンシパルでの評判から、本人のキャラが丸出しで台詞も脱線が多いのを想像(期待も込めて)していたところ、意外にもきっちりと役をこなしていたことには、良い意味で裏切られました。
少なくとも、本編中には大きなミスはなく、十分な準備をして臨んだことが窺えましたし、その上で、本来の天真爛漫キャラも、他のメンバーのフォローに回った時に出てきたりして、「良くやった」と言える内容でした。
それだけに、この日受け持った創作落語は悔いが残ったでしょうね。近未来の様変わりした握手会を題材とする、アイドルには馴染みやすいネタだったのですが、あれだけ長いストーリーをずっと1人で語ることが難しいのは素人でも分かりますし、それを1回限りの本番で成功させるのは奇跡に近いことだと思います。
ただ、途中であれだけ紆余曲折しながらも、しどろもどろになることもなく、最後までしっかり語り切ったあたりには、これまでに数々の苦難を乗り越えてきた強さが感じられました。未だに逆風に晒されることも少なくありませんが、私はグループに必要不可欠なメンバーだと思いますし、さらなる活躍を期待しています。
 
終演は9時。心地良い充足感を胸に、原宿駅へと向かって帰途に就きました。
以上、1年少々のファン歴にしては、出過ぎた感想かもしれませんが、率直なところを書かせて頂きました。
あくまで個人的感想ということで、ご笑覧頂けましたら幸いです。

タグ:乃木坂
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石老山・高塚山 [高尾・陣馬]

2015/06/13(土)

■第305回 : 石老山(702m)・高塚山(675m)


今回は珍しく、昼前から出掛けて夕方にかけての登山となりました。
行先に選んだのは、山を始めてまだ間もない2006年に登っていて、9年ぶりの再訪となる石老山と高塚山です。

本当は、さらに嵐山にも登って相模湖駅まで歩き通すという、9年前と全く同じコースで歩く計画だったのですが、この1年ほど山行頻度が落ちて身体が鈍っていたのに加えて、暑さによる消耗もあったらしく、石老山・高塚山からの下山時にいっぱいいっぱいになりかけたので、時間が遅いことも勘案して途中で切り上げています。
それでも、奇岩群を巡りながら歩くコースは変化に富んでいたほか、標高が低いながらも、登山道にもなっている古刹・顕鏡寺の参道には深山の趣があって、石老山を登り下りするだけでも十分に楽しめました。

(往路)
古淵 11:18-11:40 八王子 11:47-11:54 高尾
高尾 12:11-12:20 相模湖 12:30-12:37 石老山入口

(登山行程)
石老山入口バス停 12:40
顕鏡寺      13:10
融合平見晴台   13:35-13:45
石老山      14:10-14:20
高塚山      14:40-14:50
石老山      15:10-15:15
大明神山     15:40
大明神展望台   15:45-15:50
プレジャーフォレスト前バス停  16:20

(復路)
プレジャーフォレスト前 16:20-16:31 相模湖 16:48-17:04 八王子
八王子 17:10-17:22 橋本 17:24-17:35 古淵


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相模湖駅からバスに数分だけ乗って、石老山入口バス停から歩き始めます。
さすがにもう昼過ぎとあって、今から山に登ろうとしているのは私だけのようです。
最初は少し車道を歩きます。進行方向に見えていたのが石老山かと思っていたら、帰宅して確認してみたら高塚山のほうでした(中央やや右寄り奥で、電線と重なって見えているピーク)。
10分少々で相模湖病院の前に着くと、そこが石老山の登山口になっていました。

顕鏡寺の表参道が登山道を兼ねているので、最初は石畳の道で始まります。
やがて石段の道に変わると、俄然傾斜がきつくなりました。
段差の大きな箇所も少なくなく、夏の暑さの中で登るのはなかなか骨が折れます。
次第に、いくつもの奇岩が次々と現れるようになって、目を楽しませてくれます。こちらは駒立岩。
奇岩にはそれぞれに謂れがあって、このように簡単な説明板が添えられていました。
しばしば巨岩も出現します。これは力試岩の男岩らしい。

顕鏡寺の山門前に出ました。ここまでは、奇岩が現れるたびに、説明板を読んだり写真を撮ったりして立ち止まりながら進んでいたので、急登もさほど苦しくは感じなくてすんでいたようです。
顕鏡寺は平安時代の創建と伝わる古刹で、本堂や境内はきれいに整えられていました。
本堂の脇からは、南高尾の山並みが眺められましたが、こんな間近なエリアでもすっかり霞んでいるところをみると、山の上からの展望は望み薄なのでしょう。

この頃はまだ余裕があったので、顕鏡寺は軽く立ち寄る程度として、鳥居をくぐってさらに進みます。
顕鏡寺の先も、奇岩の現れる道が続きます。これは散蓮華に似ていることが名前の由来になった蓮華岩。
お次は鏡岩でした。登るにつれて、巨岩が増えていくようです。
このような丁石は、登山口から時折見掛けていましたが、顕鏡寺の先にも続いていました。
奥の院までは、引き続き古くから歩かれた信仰の道らしく、そこが登山道にもなっているようです。
巨岩はついに、縦の写真にしても入らないサイズになりました。こちらは吉野岩。
ひときわ大きな岩が立ちはだかると、奥の院である飯縄権現神社の小さな社殿が、その岩に抱えられるように建っていました。背後の岩は擁護岩と名付けられていて、石老山で最も大きな岩だとか。
奥の院を過ぎて、間もなく現れる八方岩が、説明板が添えられた最後の奇岩でした。
「この岩に登れば八方が見えるといわれているが、東南方向が見えるだけである」とあって、その通りでした。
その東南方向には、津久井の町並みが見えていました。奥のほうで霞んでいるお椀型の小山は、津久井城山。

奇岩エリアを抜けると、はじめて傾斜が穏やかになって、しばらくは気持ち良く歩けたのですが‥‥。
その後、再び傾斜が強まると、このところの運動不足が露呈して、かなり苦しい登りになりました。
当初は軽く立ち寄る程度にしか考えていなかった融合平見晴台に着いた時は、暑さも手伝ってか、少し気分が悪くなりかけるほど消耗していたので、がっつり10分間休んでいきます。
融合平見晴台からは、相模湖を見下ろす先に、奥高尾の山並みが眺められます(奥で霞んでいるのは陣馬山)。
このとき展望席には2人組の先客の姿があって、こんな時間なのでてっきり下山している途中だろうとばかり思っていたら、のちほど山頂に着いて休んでいた時に私に続いて現れたので、少し驚きました。

融合平見晴台から上になると、傾斜はほどほどに収まっていたようで、特段苦しくなることもなく登れました。
山頂の手前には大小のコブがあって、軽いアップダウンをさせられますが、そのことは地形図を見ながら歩いていれば一目瞭然で、余計な一喜一憂をせずにすんでいます。
この木段が現れれば、石老山への登りも大詰めで、登り切ったところが山頂でした。

そこそこ広さのある石老山の山頂に到着すると、時間的にもう誰もいないだろうという読みは外れて、意外にも大人数の団体さん(しかもこんな地味な山には珍しい若い人たち)が休憩中。彼らが最高点にある山頂標柱の傍をしばらく離れてくれなかったので、写真は後回しにして、一段下がった場所にあるベンチで過ごします。
先に高塚山を往復して、写真は戻ってきたら撮るかと腰を上げたら、同時に団体さんも引き揚げ始めます。これ幸いと最高点を撮影していると、下の見晴台にいた2人組が現れたりして、意外に人の姿が絶えない山頂でした。
石老山では、西南西の方角がわずかに開けているだけ。それでも条件が良ければ、西丹沢の山並みの上に、ちょうど富士山が見られるようなのですが、この日はこんな感じで何も見えていないに近かったです。
中央右寄りの手前で低く見えているのが伏馬田城跡のピークで、左上のほうで霞んでいるのが袖平山か黍殻山だと推定してみたものの、あまりに見えているものが少なすぎるので、正しいかどうか分かりません。

石老山と高塚山を結ぶ尾根道は、9年前の時は冬でも下草がうるさかったので少々心配だったのですが、今はその当時よりも良く歩かれているのか、こんな時期でも草が登山道にかかる箇所もなく快適に歩けました。
石老山からの下りが穏やかだったのに対して、最低鞍部から高塚山への登り返しは、短いながらも急登でした。
高塚山の山頂は、9年前の記憶と同じ佇まいが保たれていたようです。低山の山頂なんて本来はこんなものだと思うので、展望がないからと乱暴に樹木を伐採したりせず、今後もこのままの姿であり続けることを望みます。
そこにある人工物も、標識と三角点だけという潔さが、実に好ましかったです。
ただ、この時は無人だったので、誰に遠慮することなく三角点に腰を下ろして休めましたが、先客がいて座る場所に困ったりしたら、ベンチくらいはあってもいいのにと思うのかもしれません。勝手なものですね‥‥。

高塚山で休んだ後は、来た道を引き返して石老山に戻ります。石老山の手前で草付きの斜面が長く続くところは、急登でこそないものの風が通らないので暑さがこたえて、汗だくになりました。
再び石老山の山頂に立ったのはすでに午後3時を過ぎていて、間違いなく誰もいないことを確信していたので、新たに見る2人組の姿があったのは完全に想定外でした。

ところで、高塚山を往復している間に、少し足運びが軽くなったのが自覚できたので、身体が登山の感覚を少し思い出してくれたようです。登り始めた頃に、一旦は重たくのしかかっていた疲労感も軽減していて、この時点では、さらに嵐山を越えて、計画通りに相模湖駅まで歩けそうだという気分になっていました。

石老山を後にして、なだらかな道を少し下っていくと、道の脇にひっそりと三角点が埋まっていました。
雑木林に囲まれた山頂よりも、今は植林に囲まれたこの地点のほうが、設置当時は開けていたのでしょう。
大明神山への道が良く整備されているのは有り難いことだとしても、木段が多くて下るのは煩わしかったです。
なお途中には、露岩帯の急な下りが1箇所あって足元注意でした。
地形図から、石老山と大明神山の間で何度もアップダウンが繰り返されること自体は読み取れていて、その心構えはあったのですが、想像以上に登り返しが急だったりして、大明神山に着く頃にはかなり疲れていました。
上の写真でも右隅に写っていますが、大明神の石祠が祀られていることが、大明神山という山名の由来らしい。
大明神山から大明神展望台のピークへは、距離が僅かなのにもかかわらず、登り返しはまたしても急でした。
最後は半ばヤケ気味になって登り詰め、肩で息をしながら展望台に到着です。
大明神展望台に立つと、北から西にかけての広い方角が開けていて、9年前の時は南アルプスをはじめとする見事な展望を楽しんだ記憶があるのですが、空が霞んだこの日は、奥高尾の山々が辛うじて見渡せただけでした。
下の写真は山名ガイドを入れた縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。

大明神展望台までのアップダウンのダメージは大きく、ここにきて余力がなくなりつつありました。
そこで、さらに嵐山まで足を延ばすのは諦めて、ここから下山したら大人しくバスを捕まえることにします。

ただその場合、プレジャーフォレスト前にあるバス停の時刻表で、16:20 の次が 17:10 となっているのが悩ましい点でした。16:20 に間に合わせるためには、少々急いでバス停まで30分で下らなければならず、急いだところで間に合わない可能性も十分にあって、そうなれば次の便を50分近くも待つことになります。
最初から 17:10 を目標にする場合も、山の中では暗くなる時間が近付いているため、今いる展望台でゆっくりするよりも、ある程度下ってから時間調整するほうが安全なので、あとで時間を持て余してしまいそうです。

少し考えた末、16:20 を目指すことにして、霞んで近くしか見えない展望台での休憩を5分で切り上げ、急ぎ足で下り始めます。ところがここからの下りは、岩混じりの急坂が多くなったのが困りものでした。特別な危険はないものの、足元に常に注意を払う必要があってスピーディーに下るのが難しく、思うように急げません。
大汗をかきながらどうにか山道を下り切り、このキャンプ場を抜けた先に立っていた道標には、バス停まで1kmと書かれていました。時計を見ると、バスが来るまであと12分。1kmを12分ならば、急ぎ足で行けそうです。
最後の車道歩きには小走りも少し交えて、ギリギリ1分前にバス停に到着、急いだ甲斐あって、なんとか無事に間に合いました。長い列ができていましたが、駅までの乗車時間は数分なので、立つのは気になりません。それよりも噴き出す汗が止まらず、汗だくのままバスに乗り込んだので、近くの人たちは少し暑苦しかったかも。

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