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太田部楢尾 ~ “ムツばあさん” を偲んで ~ / 塚山 [奥武蔵・秩父]

2014/05/04(日・祝)

■第283回 : 太田部楢尾 / 塚山(953m)


今回の行先は 《 埼玉県秩父市 吉田太田部 楢尾 》 というところです。
この地名を見ただけでピン!と来た方は、たぶんその番組をご覧になられた方でしょう。
その番組とは、かつてNHKで放送されたドキュメンタリー番組「秩父山中 花のあとさき」で、2002年から2009年にかけて計3作が製作されたものです。
そこでは、過疎化が進んだ秩父の山中で生活を営む故・小林公一さん・ムツさん夫妻が、長年にわたり生活の糧としてきた大切な畑を、畑作を続けられなくなった晩年になって山に戻す姿が紹介されていました。
とりわけ “ムツばあさん” として親しまれていた妻のムツさんに多くのスポットが当てられて、温もりのある人柄や、山や畑に込めた深い愛情などが、余すことなく描かれていたのです。
私は初回放送は見ていないのですが、2010年の大晦日に全3作が再放送されたのを見て、いたく感銘を受けていたのでした。

『 耕せなくなった畑を放っておくのは申し訳ない。せめて花を植えて山に返したい 』
『 たとえ山里に誰もいなくなっても、人が訪ねてきたとき、花が咲いていたらどんなに嬉しかろう‥‥』
そんな祈りにも似た思いから、もう耕さなくなった先祖代々の畑に、この夫妻は20年もの歳月をかけて1万本以上の花やもみじを植え続けてきました。
2人が故人となった現在も、2人の思いを引き継いだ集落の人々によって、生前の2人が丹精込めて育てていた畑で花の手入れが続けられています。
今では、春になればサクラ・ツバキ・ツツジ・レンギョウやスイセンの花などが咲き乱れ、秋になると大きなモミジが見事に紅葉して、季節折々の美しい表情を見せているといいます。
何度か再放送も重ねたこの番組の反響は大きくて、ほぼ生前のままに残された家には、いまだに全国から訪れる人が絶えないとか。
番組を通じて2人の思いに感銘を受けた1人である私も、2人が植えた花々が鮮やかに彩る山里を訪ね、住む人のいなくなった庭に過ぎゆく穏やかな時間を見つめてきました。

(往路)
古淵 05:57-06:00 町田 06:11-06:47 新宿
新宿 06:58-08:38 新町 09:05-10:06 太田部入口

(登山行程)
太田部入口バス停 10:10
楢尾集落     10:55-11:10 (ムツさんの家)
塚山古墳入口   11:35     (太田部集落内)
塚山       13:00-13:15
麻生バス停    14:35

(復路)
麻生 14:54-15:51 群馬藤岡 16:04-17:11 高麗川
高麗川 17:13-17:57 八王子 18:08-18:30 古淵


大きなマップで見る

この日の下車駅は新町駅。高崎線が群馬県内に入って最初の駅です。
新町駅から乗ったバスにまる1時間揺られた後、太田部入口バス停から歩き始めます。
すぐに吊り橋を渡ります。橋の下を流れているのは、埼玉・群馬県境の神流川で、対岸は埼玉県秩父市です。
橋の下流側の景色。川幅が広いのは、ここが神流湖(下久保ダムが堰き止めた人造湖)の上端部だからです。

最初は車道歩きですが、そのまま車道で楢尾集落に向かおうとすると、大変な遠回りになってしまいます。
が、地形図にはほぼ直線的に楢尾集落に上がる破線路が描かれており、それが、「秩父山中 花のあとさき」の番組中で、道の補修作業である「道づくり」の様子が紹介された道ではないかと見当を付けていました。
番組での「道づくり」の対象には、集落から登る道と下る道の2本があって、後者が破線路だと思えたのです。
その通りならば、春夏秋の年3回行うとされた「道づくり」の春の回が終わった頃なので、支障なく歩けるのが期待できそうなのですが、ネット上にはこの道に関する情報など皆無だったので、想像の域を出ていません。
しかも、仮に想像が当たっていたところで、番組の放映当時よりもさらに集落の住民が減った現在も、果たして「道づくり」が継続されているのかという疑問もあり、この道が歩けるという確信は全くありませんでした。

その道は、しばらく車道を歩いて、最初のT字路を左折してすぐの所から分岐しているはずです。
道路標識は太田部集落を直進と案内していますが、それを無視して左折してみます。
すると、ほぼ地形図通りの地点で山道を発見しましたが、道形は微かで、ここに道があると思って見なければ見逃しそうでした。やはり今となっては手入れもされていないのか、かなり藪っぽくて、あまり快適には歩けそうもありません。(この写真にマウスを乗せると、山道の所在を明示します)
藪を払いながら登り始めると、すぐに朽ちかけた小屋が現れて、その小屋の手前では、右手から別の道が上がってきていました。どうやら昔とは道が付け替わっていて、今はその道のほうが使われているようです。
小屋の先からは明瞭で歩きやすい道に変わりました。所々に新しい補修の跡が見られるので、昔ながらの「道づくり」が今も続けられているようです。とはいえ、道の先にある楢尾集落の現在の住民はほんの数人。その方々の年齢層を考えると、近い将来「道づくり」を継続できなくなることが避けられない気がします。
道の上下が立派な石垣に守られた箇所もあります。番組でも、集落総出で大変な苦労をして道を開いたエピソードが語られましたが、集落と麓を結ぶ唯一の生活路だったこの道に懸ける思いが、石垣からも伝わるようです。
集落まで舗装道路が伸びてから久しい今でも、昔の人たちの思いが詰まった道が良く手入れされていたり、そこを歩くことができたことは、とても嬉しく感じました。でもその一方で、やがて「道づくり」をする人がいなくなり、誰も顧みなくなれば、この素敵な道も人知れず埋もれてしまうのかと、寂しい気持ちにもなっています。
そこで提案なのですが、ムツさんを偲んで楢尾集落を訪れる時、みんなでこの道を歩いて登りませんか?
車道があるだけに、車でムツさんの家の前まで乗り付けてしまうのが一般的だとは思うのですが、敢えて、車を集落の入口で降りて、この道を自分の足で歩くのです(登りでも40分ほどで着く道のりです)。
「楢尾はどこも坂ばかり」と言いながら、段々畑の間を行き来していたムツさんの苦労を少しでも体感することで、ムツさんに寄せる思いもより深まるでしょうし、人が入ることで道の維持にも繋がるので一石二鳥です。
ムツさんご本人がそれを望まれるかは分かりませんが、私は次にまた訪れる時も、この道を歩こうと思います。

山道を登り終えて車道に出た地点は、楢尾集落に入るわずか手前で、ここで早速花々の出迎えを受けました。
そして奥のカーブを曲がれば、すぐに番組で見慣れた景色が目に飛び込んできます。
その前に、頭の上で満開になっていた八重桜をアップで。
カーブをひとつ曲がって、ムツさんの家のすぐ下に来ました。ムツさん夫妻が植えて、今や大木に育ったモミジが、萌葱色の葉をいっぱいに茂らせています。番組でもシンボル的な存在として何度も登場していましたね。
モミジの樹下の木陰には、やはり2人が設けたテーブルと椅子があります(椅子の数は少し増えたのかな?)。
帰りにここで少し休憩させて頂きましたが、ほんのささやかな空間なのに、不思議と心が安まりました。

ここまで来れば、あとはこの道案内がムツさんの家まで導いてくれますが・・・。
案内された車道とは別に、ムツさんがいつも歩いていたであろう小径があるので、それを登ってみましょう。
小径に入れば、もうそこはムツさんの家の庭なのでしょう。ほんの短い間に、いくつもの花を見られました。

故・小林公一さん・ムツさん宅です。番組で見ていたのと、ほとんど変わらない佇まいのように見えました。
2人の生前の写真や、思い出の品などがたくさん飾られていました。縁側には訪問者ノートも置かれています。
他界した後で(それも何年にもわたって)、見ず知らずの人が訪ねてくるなんて、自分の場合は全く想像もできません。こうして多くの人から共感される生き方をした人って素敵だなと、心から思いました。

ムツさんの家の北側に回ると、太田部集落側を見渡せるようになりました。
集落の背後の稜線で、中央やや左寄りで一番高く見えるところが、これからオマケで登りに行く塚山です。
ムツさんの隣のお宅の庭にも大きなサクラがありました。山里の春満開といった感じです。
見頃は少し過ぎていましたが、その分、桜吹雪が風に舞い散って美しかったです。
その後は車道を歩き続けて、太田部集落の中心部へ向けて下ります。
楢尾集落からの出口となるT字路のところでは、集落の春祭りが開かれていました。
過疎化が進みがちな山里の集落ですが、こうして元気で活気のある姿が見られて、とても嬉しく思いました。
少し登り返して、太田部集落の中を通って行きます。
こちらも、家々の庭が花や木で美しく整えられていたのが印象的でした。

道がヘアピンカーブを描く地点まで来れば、そこが塚山への入口になります。
「太田部塚山古墳群」を示す標識が目印です。
1つ前の写真でも中央に立っているのですが、陰でちょっと見にくくなっていました。
小道に入ってすぐの十字路を直進すれば、あとはほぼ道なりに進むだけです。
最後に、民家の母屋と物置の間を通らせてもらうと、その裏から山道が始まりました。

山道はまず、かつて桑畑だったらしい草地の中を抜けていきます。塚山はほとんど登る人などいない筈なので、しっかりした道がないのを心配していたのですが、古墳までなら歩く人がいるのか、道はそこそこ明瞭でした。
草地を登り切って振り返ると、向かい側の山並みをきれいに見渡せました。8枚前の写真と全く逆の眺めです。
写真中央やや左下で斜面が開けているところが、先ほどまでいた楢尾集落で、右奥の稜線で1番高い所(電波塔の突起が辛うじて確認できる)は城峯山です。
楢尾集落をアップにしてみました。ムツさんの家はほぼ中央にあります。
森の中に入っても、山道は明瞭なまま続いて、藪やクモの巣などもなく、意外なほど順調に登れてしまいます。

途中で林道を横断します。山道は相変わらずの明瞭さで直進方向に続いていました。
1つ前の写真にも写っていますが、直進する道をこの標柱が案内していました。
さらに登っていくと、山道から少しだけ右手に外れた場所で、この「塚山古墳群」標柱を発見しました。
ただ、少し周囲をウロウロしてみた程度では、明らかに人工的と分かる物は何も見られなかった気がします。
その後は間もなく、緩やかな地形(場所によってはほとんど平坦)に出て、小屋の跡を発見します。
明瞭な山道はこの手前でいきなり終わっていて、この先には踏み跡レベルの道筋すら存在しなくなりました。
あとは適当に頂上を目指すしかないようです。
小屋跡から左手側に向かうそれらしいテープがあって気になりましたが、それだと頂上に南側からアプローチすることになって、急斜面が続いてしまいそうなので、まずは緩斜面の右手側に進んでみることにします。

右手側にもたまにテープを見ましたが、土地の区画を示す杭の所在を示していただけで、期待していた踏み跡はそこに一切見られません。また、右手側に進んでみたのは、塚山神社跡がその方向にあるという情報を得ていたからでもあったのですが、探し方が悪かったのか、神社跡も発見できないままに終わります。
そして最後は、見上げるような急斜面の中で、少しでも歩きやすそうな足場を拾って、無理矢理登り詰めるしかなくなります。全く歩かれていないからか、地面がフカフカ過ぎてどこに足を置いても全く踏ん張りがきかず、たびたび足場が崩れてズリ下がるので、結構消耗させられました。
肩で息をしながら、塚山に到達しました。狭い頂上には三角点があるだけで、展望もほとんどありません。
自分が歩いたのとは反対側を見ると、南に下る尾根にはピンクテープが続いていました。もしかすると、先程の平坦地で左手側に進めばもっと登りやすかったのかもしれないのですが、確証は得ていません。
私製の標識が1つだけ樹木に掛けられていました。

登ってきた太田部側に戻るのでは面白味がないので、下山はさらに西側に続く尾根に進んでみます。
西尾根への降下点は、このアンテナ(地デジ関連の設備らしい)の脇にありました。最初はかなりの急斜面を強引に下る感じで、踏み跡も薄いのですが、テープや境界標も目印にできるので、道を外す心配は不要でしょう。
コブを1つ越えて907mピークとの鞍部に下ると、右手に作業道が見えてきました。
尾根筋をそのまま進んで、竹ノ茅山を踏んでいくプランもあったのですが、そうすると帰りのバスが1本遅くなってしまいそうなので、ここは楽をして作業道に降りてしまいました。
作業道は間もなく、車の轍がクッキリと残る林道となります。あとはしばらく、この林道を追って行くだけ。
林道では何箇所かで展望が開けて、最初に渡った神流川を挟んで向かい側にある群馬の山々が眺められました。
東西の両御荷鉾山は、登山計画はすでに立ててあるので、近いうち行きたいと思っています。
下の写真は山名ガイドを入れた縮小版で、大きな写真(文字入れなし)は こちら です。

テレビ中継所の脇を通ると、その先で林道とはお別れです。そのまま林道を歩いても万場方面への下山は可能ですが、相当な大回りになるので、この直下から地形図の破線路に入って、麻生バス停を目指すことにしました。
その破線路の入口です。この写真では分かりにくいのですが、入口を複数のテープが示していましたし、道形も明瞭そうなので、あとはただ下るだけだと期待できそうでした。
ところが、途中の何箇所かで道が不明瞭になるばかりか、違う方向に導くテープの存在などもあり、GPSを見ながらでなければ(または地図とコンパスを正しく使えなければ)、破線路の通りにトレースするのは難しい状況でした。藪っぽい箇所も多く、地面も落ち枝の散乱で歩きにくく、現在はほとんど歩かれていないようです。
最後はこんな所から林道に降り立ちました。
この出口は、上の入口とは違って見るからに廃れていて、もしも逆ルートで計画していたとしたら、ここから入るのを躊躇していたのではないかと思います。(この写真にマウスを乗せると、山道の所在を明示します)

今度こそ、あとは林道を歩いて行くだけです。
麻生集落に入って、最初に渡った神流川をこの橋で渡り返せば、突きあたりにゴールのバス停があります。
麻生バス停は、歩道も何もない場所に立っていたので、擁壁に刻まれた階段に腰掛けて、バスを待ちました。
帰りはたまたま八高線の乗り継ぎが良い時間帯でした。そこで新町駅まで戻らずに、途中の群馬藤岡駅でバスを降りたので、行きとは全然違うルートで帰ることになりました。

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山本 修

加古隆さんの黄昏のワルツを聴きながら拝読しました。
私も感動したひとりです。よく訪ねられました。
もう随分と前の番組になるのですね。
亡くなられてしまったご夫妻もこのテーマ曲もやさしさにあふれています。
by 山本 修 (2015-06-21 19:18) 

cellist

コメントありがとうございます。番組のテーマ曲、本当に魅力的ですよね。
そしてこのシリーズではさらに、ムツばあさんのテーマとも言えるような曲が2曲使われていて、それぞれクラリネットとビオラ(たぶん)の、温かくて何とも思いやりに満ちたような曲調が、ムツばあさんの人柄と良くマッチしていたのがとても印象的でした(いくら調べても曲名や音源までたどり着けないのが残念なのですが)。
楢尾に関しては、昨年訪れたのが春でしたから、今度は秋の景色も見て来ようかと思っているところです。
by cellist (2015-06-25 21:12) 

白川 亮

こんにちわ、
私もこの番組を観てから衝撃を受けました。
人間とは?命とは?助け合いとは?
・・・自分に欠けているものを教えられました。
なんと潔い人生、なんとすばらしい心から滲み出る笑顔
心を洗われたようです。
私も是非、一度お邪魔したいのですがなんせ遠くて
何とか番組に出ておられた吉田さんには連絡させていただきました。
今回このような紀行文を拝見させていただいて私も是非一度足を運ぼうかなと思ってます。
ご丁寧な画像と紀行文、ありがとうございました。
by 白川 亮 (2017-01-27 19:36) 

cellist

白川さんはじめまして。
早いもので、この時の訪問からもう3年が経過していました。このような古い記事にメッセージを下さりありがとうございます。
現在のムツさんのお家はどうなっているのだろうと、最近訪れた人の記事でも探そうとウェブを検索してみたら、なんと3部作のうちの1作が、一昨日再放送されていたようです(事前に分かっていたらHVで録画し直す絶好のチャンスだったのに!)。
番組を見て受けた感銘は今でも色褪せていませんし、かなり昔の番組になってしまったにもかかわらず、時代を越えて訴えるメッセージを持っていると思うので、今もこうして再放送の機会を得ていることを大変嬉しく思いました。それだけこの番組の反響も大きいのでしょうね。
メッセージを頂いたおかげで、訪問時の記憶が懐かしく蘇り、そういえば今度は秋に行こうとしていてまだ実現していなかったことも思い出しました。白川さんも機会がありましたら是非訪れてみて下さい。不思議と心が安まる場所でした。

by cellist (2017-01-28 22:16) 

田村 芳子

初めまして 去年かなぁ むつぱぁさんの番組が終わるところを見てあーー残念 やってたんだと、そして忘れかけてたムツばあさんの地を訪れようと思っていたことが蘇りました。
ここからムツばあさんの地を訪ねる計画準備が始まりました。
そこで後にも先にも参考させていただいたのが cellistさんの電車とバスでゆく行程でした 新宿からはすっかり同じ行程で進ませていただきます、ただ心配なのが塚山から麻生のバス停へ進む道が途中不明瞭とのことです、やはりテレビ小屋の所からが心配です5人で訪ねるのですが あるいは塚山から太田部バス停にピストンしようかと考えております。五月に訪ねる予定です きっと新緑がきれいで心打たれる光景に魅了されることと思い楽しみです。
もし何か参考ご意見がございましたらよろしくお願いいたします。
by 田村 芳子 (2017-04-24 22:12) 

cellist

田村さんはじめまして。メッセージありがとうございます。
ムツさん宅の訪問を計画されているのですね。5月ですと季節もよろしいですし、きっと美しい景色を楽しんできて頂けるのではと思います。
懸念されている、テレビ中継所付近から麻生バス停への道については、少なくとも満足に歩ける状況ではありませんでしたので、行かれる皆さんがそのような状況にどの程度慣れているのかが鍵になりそうです。
とはいえ、道形が不明瞭な箇所は一部でしたので、そのような所でGPS(スマホでも可だと思います)で現在位置を確認しながら歩くことができれば、大きな心配はないのかもしれませんが、私が歩いてから3年近くが経過していて、当時の状況がどの程度保たれているかも分かりませんので(ヤマレコでも、2015年10月を最後にここを歩いた記録はないようでした)、お勧めはできかねる、というのが正直なところです。
by cellist (2017-04-25 22:13) 

田村 芳子

早速のご返事ありがとうございます
まずは 行ってみてどう下るか考えたいと思っております
第一の目的はムツばあさんの花に出会えることが優先ですので
パスしてもいいのですが すでに計画を立ててますのでその後の事行ってきましたら、感想を述べさせていただきます。
有難うございました。
by 田村 芳子 (2017-04-25 22:33) 

みみこ

初めまして。
今年の1月にたまたま「秩父山中 花のあとさき ムツばあさんのいない春」を見る機会があり、以来、楢尾を訪れてみたく、4月の末に行ってきました。その際、こちらの記事が大変参考になりました。
お二人が亡くなられた後はボランティアの方々が手入れをしてくださっているようで、ほとんど記事のままの姿でした。
ありがとうございました。

by みみこ (2017-05-04 22:39) 

おりつ

私の実家は太田部です。
小林さん夫婦が花を植え始め 太田部の人達が協力して守ってきたのですが、高齢化や過疎化が進み寂しいです。
でもテレビの影響はすごいですね
ボランティアの人が花を植えたり畑を復活させたりしています。
先日お墓参りに行ったら、花海棠がとても綺麗で感動して帰ってきました。 手入れしてくださるみなさんに感謝です。

by おりつ (2017-05-05 08:23) 

cellist

みみこさん、はじめまして。
つい最近行かれたのですね。新しい情報をありがとうございます。
お住まいの方々の年齢層を思うと、あの美しい風景を一体いつまで維持できるのだろうか、というのが正直気懸かりだったのですが、今では手入れをされているボランティアの方々がいらっしゃるのですね。おかげで当時と変わらない姿をとどめているとのことで、その方々にも感謝したいと思います。
そのうち再訪したいと思っているところなので、その時にまた同じような景色を見させて頂けるのではと期待が高まりました。他力本願で申し訳ないばかりなのですけれど。
by cellist (2017-05-07 09:47) 

cellist

おりつさん、はじめまして。
現地ご出身の方にコメントを頂けるなんて、とても嬉しく思います。
上の記事の通り、楢尾のほか上区や堀地区あたりにも少しだけお邪魔しましたが、家々のお庭が草花で飾られてとても綺麗だったのが印象的でした。
小林さんご夫妻のお宅を守るに当たっては、地区の方々のご協力もあるとのことで、きっとご夫妻の思いに近いものを、もともと地区の方みなさんもお持ちだったのではないかと推察しています。
人々の良心がそのまま形になったような、そんな楢尾の風景が、いつまでも変わらないよう願わずにはいられません。
by cellist (2017-05-07 09:49) 

田村 芳子

cellist 様
昨日11日やっと三名で楢尾へいってきました。ご指摘どうりTのじ道路から左へ少し進むと山肌から飲める山水が三本管から流れているすぐそばに、草ぼうぼうの山道を発見すぐ左手に石垣の小さいのがあり、ここに間違いないと数歩進むと落ち葉が堆積して道をふさいでおりました。地図を片手に道を探しに上へ上へと悪戦苦闘、道なき道とふわふわ地面を登ること30分以上 そのとき子供の可愛いカモシカちゃんが、あんたそこで何してるのと言わんばかりにジーとみていました。そしてやっと林道にでれて、この道を少し下ると右手に小屋がありその先に赤い鳥居が見えやっと楢尾集落にたどり着きました、ムツさんの家は大部傷んでいてお写真で見たような縁側には写真もなく、カーテンが無造作にひかれ寂しくなっていました。その縁側に腰かけて昼食をとらせていただき、道なりにお庭や畑の跡を散策させて頂きました。この集落はもう誰も住んでる方がいませんでした。ベンチの近くには訪れてくる方の為に真新しいむ水栓トイレがありました。ベンチのテーブルは立派な一枚石でした ここまで持ってくるのは大変だったろうにとなでてきまし。帰りは林道を下り、時間があるので一停留所歩くことにしました そこに一軒の石屋さんがあり時間がくるまで、おじいさんとお話をしているとムツさんゃご主人はよくこちらの石屋さんへ来ていたそうです、おじいちゃんはお酒がすきでとんちがきいておもしろい人だと言ってました。あのムツさんの石のテーブルはきっとこちらの石屋さんから運んだものだと あとで思いました。秋は紅葉が素晴らしいとのこと11月3日前後と言ってました また今回バスの車窓からは桐の紫の花が奇麗でした。最初はいり込んだ山道は正解で今は誰も通っていないと石屋さんは言ってました。長くなりましたがお陰様で思いが達成できました。有難うございました。
by 田村 芳子 (2017-05-12 13:05) 

cellist

田村さん、コメントありがとうございました。
11日に行かれたのですね。いろいろと貴重な最新情報もありがとうございます。
ムツさんの家は、ボランティアの方々が手を入れて下さっているらしいとはいえ、やはり過ぎた歳月の分だけ傷んで見えてしまうような状況でしたか。これは寂しいけれど致し方ないことなのかもしれませんね。
それにしても、下からの山道が今や「道なき道」とは少々意外でした。私が歩いたのは山道というよりも林道に近いような立派な道で、たとえ何年か放置されたとしても、すぐに草に埋もれるような感じには見えなかったからです。
しかも、赤い鳥居があるのは、恐らく楢尾集落から北に向かう林道矢納楢尾線を300mほど進んだ地点かと思いますので、三本管の所から登り始めてそこに出るまでの間に、私が歩いた道をどこかで横切っていたのではないかと思われます(私が歩いた道は、楢尾の集落内(ムツさんの家のほぼ真下)で、前沢橋から上がってくる道路に接続していました)。
たかだか3年で、気付かないうちに横切ってしまうほど廃れるような道だとは思えないのですが、本文に「この道を歩きませんか」みたいなことを書いている手前、その通りならば記事をそのままにしておけません。近いうち再訪して、現状をこの目で見てくる必要がありそうですが、せっかくですから、紅葉の見頃情報を頂戴した11月3日前後に訪れてみたいと思っています。
by cellist (2017-05-14 13:26) 

田村 芳子

こんにちわ
楢尾への道ですが、入口から登る写真がありましたので良く見ると左の山肌から土砂崩れのような感じがありました、道には折れた枝が落ちていて数メートル先で行き止まりのようになっていました。そのまま歩いてゆくと道に繋がっていたのかもしれませんね。 水場の横には山道に沿って鉄の白いヘンスが建てられていました。あの道も昔は丸太を下したんだといってました、今は車社会ですので中々歩いてゆく方は少ないですね、あの日も二台車で来てる方がいました。でも日本の原風景を身近にみられて感動致しました。立派なお家が無人で風化していくことは寂しい事です またおとずれたいと思ってます。 それとムツばあさんの家と周りの景色をビデオでとってきました。もしご覧に下さるようでしたら送りますのでその方法をお知らせください。
  
by 田村 芳子 (2017-05-17 17:08) 

田村芳子

何度も申し訳ありません今太田部楢尾のホームページを見ていると
今年の4月30日に行かれた方のビデオがありました ムツばあさんの家と集落が奇麗に撮られてました、私のビデオよりきれいで画面も安定してますので、そちらの方をご覧くださいませ。
もし見られていましたら余計なお世話でお許しくださいませ。
検索名は 20170430秩父市吉田太田部楢尾(春)です

by 田村芳子 (2017-05-17 22:36) 

cellist

田村さん、ビデオについてのお申し出などご親切にありがとうございます。
今週は立て込んでバタバタしていたのですが、ご紹介頂いたYouTubeの動画も今拝見したところです。
現地に立って細かく見てしまうと色々と様変わりした所もあるのかもしれませんが、映像を通して俯瞰的に見る限り、私が訪ねた頃の雰囲気がそれなりに残されているようにも感じられました。
でもやはり、自分の目で確かめないとですね。この秋には城峯山とセットで巡るべく(大半が車道歩きになるのを避けられませんでしたが)、すでに計画は立てましたので、どうかスケジュールと天気の折り合いがうまく付いてくれますように。。。
by cellist (2017-05-22 02:46) 

みみこ

cellistさま

以前にコメントしたみみこです。
(既にご存知かもしれませんが)
8月3日と4日に、
再び「秩父山中 花のあとさき ムツばあさんのいない春」
がBSで放送されるようです。
今回はHVで録画できますように。
by みみこ (2017-07-30 10:24) 

cellist

みみこ様

これはこれは!貴重な情報をありがとうございます。
早速録画予約しました。
元々の放送時間より10分くらい長い枠が取られているのと、番組表にスタジオゲストの名前があるので、新たなスタジオトークでも収録されたのでしょうかね。いずれにせよ楽しみです。
by cellist (2017-07-31 23:33) 

niini

cellistさん こんにちは。

ご無沙汰しておりますが、体調いかがですか?
僕はここ5年ほぼ毎年再発を繰り返しております。
基本的には元気なのでご安心下さい。
お話したかもしれませんが、僕の場合は再発を繰り返す種類の病です。

BSの放送見ました。
何度も見てる映像ですが、やはり感慨深いですね。

現地に行こう行こうと思って延び延びになっております。
間もなく入院しなければいけないので、退院した秋に訪れたいと思っています。
ホントは春に行きたいのですが・・・

山行回数は減っておられるようですが、定期的に歩かれているので体調が安定されてると思います。
また何処かで再会出来る事を願ってます。

niiniこと吉田一也
by niini (2017-08-05 17:20) 

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